お気に入りを見つけよう! “こだわり”から選ぶiPhone Xケース(後編)(1/2 ページ)

» 2018年06月10日 14時00分 公開
[小林誠ITmedia]

 iPhoneの魅力の1つが「豊富なアクセサリー」だ。特にケースは他のスマートフォンと比べて圧倒的に種類が多い。しかし、その数の多さゆえに、もはや「どんな製品があるのか?」ということを把握するのも難しい。

 そこで、今まで「ITmedia Mobile」で取り上げてきたものを中心に、今知っておきたい、特筆すべき「iPhone X」用ケースを10個の“こだわり”別に紹介する。今回は前編として、「手帳」「革」「ファンシー」「キャラ」「レア」にこだわってみる。

記事を読むに当たっての注意

 記事中の価格は全て税込で、原則としてメーカー(輸入者)直販価格を記載しています。一部、iPhone X以外の機種でも使える汎用(はんよう)ケースも紹介しています。


iPhone Xを守る! iPhone Xを守る!

どんなシーンにもぴったり! 手帳型ケース

 手帳型ケースはスマホ全般でよく見られるポピュラーなもの。さまざまな素材が使われており、ポケット付きも良く見かける、フリップを閉じることで画面も保護できるという点も魅力だ。

 デザイン次第では一見してスマホと気付かないものもあり、ビジネスシーンをはじめ、どんな場面にでも合うケースともいえる。

Saffiano Leather Folio Case(MICHAEL KORS/FOX)

 米国人デザイナーのマイケル・コース氏のブランドから生まれた手帳型ケース。牛革に細かい筋模様の型押し加工を施した「サフィアーノ・レザー」で作られている。サフィアーノ・レザーは傷や汚れに強く、はっ水性にも優れている。

 ケースの内側にはカードが3枚入る「カードポケット」とメモや領収証などが入る大きめの「ポケット」を備える。スマホスタンドとしても使える便利なケースといえる。価格は9936円だ。

Saffiano Leather Folio Case for iPhone X Saffiano Leather Folio Case for iPhone X

France ALRAN Folio Case(LORNA PASSONI/FOX)

 LORNA PASSONIは、デザイナーのロルナ・パッソーニ氏のブランドで、熟練の職人がハ手作りした革製品を提供していることが大きな特徴だ。

 もちろん、このケースも職人の手によって作られたハンドメイド。100年以上の歴史を持つフランスのタンナー(革メーカー)であるALRAN製の高級ヤギ革「シェーブルシュリー」を素材としている。この革は、ベジタブルタンニン(植物タンニン)なめしの革と比べて傷や汚れに強いという。価格は1万5660円だ。

France ALRAN Folio Case for iPhone X(Lavande) France ALRAN Folio Case for iPhone X(Lavande)

GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case(坂本ラヂオ)

 発色の良さと上質な柔らかさが特徴のドイツPerlinger製の天然皮革「シュランケンカーフ」を表地と裏地に使用したフルレザーの手帳型ケース。

 本体を固定するためのフレームは、サイド部分がない上下分離型。脱落を防ぐ独自開発のカードホルダー「RIPPLE」も搭載している。

 通話スピーカー用ホールがあるため閉じたままでも通話が可能。ワイヤレス充電にも対応している。価格は1万7000円だ。

GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone X GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone X

「栃木レザー」に「ワニ革」も! 使うほどに味が出る革ケース

 手帳型ケースでも触れたが、革にこだわるiPhoneケースも多い。

 革の良さは使い続けることで手になじみ、味わいが深まり「自分だけのケース」に変化していくことだろう。もはやiPhoneケースにはカバンや財布、名刺入れといったアイテムと同じく、見た目はもとより、使い続けていくうえで愛着を感じさせる要素が必要になっているのだ。

 ここでは、手帳型以外の革ケースを紹介する。

MYNUS TOCHIGI LEATHER CASE 147(&design)

 柔らかさと丈夫さを併せ持ち、品質の高さで定評のある「栃木レザー」のプルアップレザーを使用したiPhone向け汎用ケース。使い込むほど味わいが増すことが大きな特徴だ。iPhone XはiPhone 6/6s/7/8でも使える「147」サイズのものに対応する。

 一見すると手帳型のように思えるケースで、実際にカードを収納できるポケットも備えている。しかし、実際は本体を一枚の革で包み込むような形状となっている。

 柔軟に曲がる特性を生かしてスタンド代わりに使うこともできることも魅力。147サイズの価格は1万6200円だ。

MYNUS TOCHIGI LEATHER CASE 147 MYNUS TOCHIGI LEATHER CASE 147

Leather Panel for iPhone X(ディーフ)

 これは厳密にはケースではなく、iPhone Xの背面を守る“パネル”。イタリア・トスカーナ州で作られた高級ワニ革の型押しレザーを使い、日本国内で製造されている“パネル”。端末になじむよう革の周囲をスリミングするなど丁寧に仕上げている。

 マイクロ吸盤シートでiPhoneに取り付ける仕組み。このシートは高い吸着力を持ちながら何度も貼り直し可能で、気泡が入りにくくキレイに貼れるという。価格は1980円だ。

 なお、販売元のディーフが販売するアルミ・チタン製バンパー「CLEAVE」シリーズと組み合わせて使うこともできる。側面を保護したい場合は、合わせて使おう。

Leather Panel for iPhone X Leather Panel for iPhone X

GRAMAS Meister Galuchat Leather Caseシリーズ(坂本ラヂオ)

 このケースは、完全受注生産の「GRAMAS Meister」シリーズのレザーケースの1つ。アカエイ革を使用したシェルケースで、納品までおよそ1カ月かかる(注文後のキャンセルは不可)。

 このケースは革マイスターの岡本拓也氏の工房「T・MBH」とコラボレーションしており、他にもワニ革の中でも特に美しい「ポロサスクロコ」はもちろん、リングマークトカゲの革を使った「リザード革」ケースも用意されている。

 上質な素材を用いている上、受注生産ということもあり、価格は4万円から12万円(記事執筆時に受注しているiPhone X向け製品)と高い。しかし、単なるケースではなく、今後も長く使い続けるこだわりのアイテムと考える人はぜひ検討してほしい。

GRAMAS Meister Book Galuchat Leather Case for iPhone X シリーズのiPhone X向けケースで最高額となる12万円製品の1つ「GRAMAS Meister Book Galuchat Leather Case for iPhone X」

関連キーワード

iPhone X | 保護ケース | iPhoneケース


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  4. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  5. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  6. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  7. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  8. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  9. NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは? (2025年12月03日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー