梱包が済んだ商品は、出荷工程へと進む。
基本的には、出荷場には発送先の地域別にコンテナが据え付けられている。梱包箱を配送先のコンテナに搭載すれば、出荷準備が整う。
KDDIの物流センターの場合、オンラインショップの荷物(auショップでの引き渡し分を含む)とショップ・代理店向けの荷物を同じコンテナに混載する。これにより、必要なコンテナの数を削減できる。
1つのコンテナに極力たくさんの荷物を搭載すれば、出荷待機場の面積を減らせる(節約できる)上、トラックの輸送効率を高められる。加えて、ドライバーの作業回数や作業時間も削減できる。
積載を終え集荷を待つコンテナ。KDDIの東日本物流センターから発送された荷物の多くは、いったんヤマト運輸の厚木ゲートウェイ(神奈川県愛川町)に運ばれる。そこで各地域に向かうトラックに載せ替えられて配送先に届くこのように、端末や周辺機器はキャリアショップ、代理店、あるいは私たちの手に直接届く。代理店に納品された端末は、さらに仕分けされて傘下の店舗へと届けられる。
物流業界では人手不足が深刻な問題となっている。キャリアショップを含む携帯電話の販売店では接客にかかる時間が延びる傾向にあり、荷下ろし作業が大きな負荷になっている。
物流段階において「システム」を活用することで、これらの問題を一気に緩和する動きが進んでいる。ドコモもKDDIも、物流の効率化による負荷の軽減に継続して取り組むとのことだ。
ドコモオンラインショップが購入時の「2段階認証」を必須に 不正ログイン対策で
ドコモの「P20 Pro」を買ったらスマホケースが付いてきた件
10月27日16時1分から 「iPhone X」の予約方法をおさらいする
「iPhone 8/8 Plus」「iPhone X」への機種変更 auユーザーは要注意?
「TORQUE G03」に「HELLY HANSEN」コラボモデルが登場 オンラインショップで300台限定Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.