スイスSIRIN LABS(シリンラボ)は1月29日、世界初をうたうブロックチェーンスマートフォン「FINNEY(フィニー)」を日本向けに正式展開することを発表した。同社のWeb直販での標準販売価格は999ドル(Webサイト上の換算価格:10万9309円)だが、現在はキャンペーンとして899ドル(Webサイト上の換算価格:9万8368円・送料込み)で販売している。1月30日・31日に横浜市で開催される「ジャパンブロックチェーンカンファレンス2019」で直接販売を行う他、東京のリアル店舗(今後オープン予定)やAmazonでも取り扱う予定だという。
FINNEYは、暗号通貨(仮想通貨)の取り扱うためのスタンドアロンスクリーン(サブ画面)として「セーフスクリーン」を搭載。Androidをベースとする独自OS「SIRIN OS」によって、暗号通貨を安全に取り扱うために必要な以下の機能を備えている。
※ ネットから完全に切り離された、暗号通貨(トークン)を保存するための記憶領域
主な仕様は以下の通り。Androidスマホとしても「ハイスペック」な仕様となっている。
モバイル通信のうち、LTEとW-CDMAにおける対応周波数帯(Band)は以下の通り。なお、最高通信速度はLTE通信時が下り600Mbps・上り150Mbps(共に理論値:下り通信は3波キャリアアグリゲーション対応)、W-CDMA時が下り42Mbps・上り11Mbps(共に理論値:HSPA+適用時)となる。
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