位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」は何が新しいのか?(1/2 ページ)

» 2019年06月03日 17時45分 公開
[田中聡ITmedia]

 スクウェア・エニックスが6月3日、スマートフォン向け「ドラゴンクエスト」の新作ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を発表。2019年内に配信する。

ドラゴンクエストウォーク 「ドラゴンクエストウォーク」のタイトルロゴ
ドラゴンクエストウォーク キービジュアルの1つ

 ドラゴンクエストウォークは、現実世界を歩きながら冒険を繰り広げる位置情報ゲーム。現在地と連動したフィールドを歩き、人々から依頼される「クエスト」をクリアしながら冒険を進めていく。フィールドにはモンスターが潜んでおり、モンスターを倒して経験値をためてレベルアップする……といった仕組みは従来のドラクエと同じだ。

ドラゴンクエストウォーク 発表会で最初に披露されたゲーム画面

 ゼネラルディレクターは堀井雄二氏、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏が務める。

ドラゴンクエストウォーク 左から、プロデューサーの柴貴正氏、MCの平井理央さん、ゲストのスピードワゴン小沢一敬さん、MCの徳光和夫さん、ゼネラルディレクターの堀井雄二氏
動画が取得できませんでした

3年前に堀井雄二氏に相談

 プロデューサーの柴貴正氏は、今から3年ほど前に、位置情報を活用したドラクエのスマホゲームができないかと、堀井氏に相談を持ちかけたという。「スマホを使った位置情報ゲームがはやったこともあり、ドラクエの世界観にハマれば面白くなりますよねと相談した」と同氏。堀井氏が「ポケモンGOもはやったし(笑)」と言うと、「ポケモンはポケモンの面白さがあるけど、ドラゴンクエストとかけ算したら、いろんなことができるのではと(思った)」と柴氏。

ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク 柴氏(写真=左)と堀井氏(写真=右)

 ゲームの開発はコロプラが担当する。「若い人が多いこともあって、馬力がすごい。ドラクエをずっとやり続けている方が、僕たちの思うことを理解して、次々といい提案をしてくれた。位置ゲームならではのノウハウがあり、新しいシステムもコロプラと作って生まれた」と柴氏は明かす。

目的地、ランドマーク、自宅のシステムを用意

 そんなドラゴンクエストウォークには、スマホならではの仕組みが盛り込まれている。1つが「目的地」を選べること。通常のゲームなら、あらかじめ決められたルートを舞台にしてゲームを進める必要があるが、ドラゴンクエストウォークは、地図上で目的地を選びながらゲームを進められる。

ドラゴンクエストウォーク 地図上で目的地を選択肢ながら冒険を進めていく
ドラゴンクエストウォーク ダンジョンにはボスも出現する

 ゲームの舞台は自由に決められるが、ストーリーの鍵を握るのがクエストだ。3日の発表会で披露されたデモでは、「はじめての人助け」と題したクエストの、目的地決めからクリアまでの流れが披露された。内容は、お使いから戻ってこない、村のおばあさんの娘を探しに行くというものだ。

ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク 困っている人の話を聞くところからクエストが始まる
ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク 周囲のスポットからクエストの目的地を決める(写真=左)。目的地までの距離が表示される(写真=右)

 道中にはモンスターが登場し、タップすると戦闘になるので、武器や魔法を使って倒していく。戦闘画面には「オートバトル」という項目もあり、自動でバトルを進めることもできるようだ。戦闘画面を見る限り、パーティーも組めるようだが、どのように組むのか、また他ユーザーと連携する機能があるのか、といった点の説明はなかった。

ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク モンスターをタップすると戦闘画面に移る(写真=左)。フィールドにはドラキーしか表示されていないが、戦闘画面ではスライムも出現した(写真=右)
ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク モンスターを倒すと経験値が手に入り、レベルアップする
ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク 倒したモンスターは「モンスターずかん」に登録できる

 フィールドにある「つぼ」をタップすると「やくそう」などのアイテムが登場し、HPやMPを回復できる。目的地に着くとダンジョンとなり、ボスが現れる。ボスを倒すとクエストはクリアとなる。上記のクエストでは、迷子になった娘を助け出すことに成功した。

ドラゴンクエストウォーク フィールドのつぼをタップすると、アイテムを入手できる
ドラゴンクエストウォークドラゴンクエストウォーク ダンジョンにいるボス(写真=左)。クエストをクリアすると、報酬をもらえる(写真=右)
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