9月7日オープン「Apple 丸の内」、注目すべき3つのポイント(1/2 ページ)

» 2019年09月05日 14時30分 公開
[田中宏昌ITmedia]

 東京の表玄関といえるターミナル駅である東京駅の真ん前に、新しいApple Storeがオープンする。日本では、2003年11月に米国外初の直営店が銀座にできたのを皮切りに、国内で9店舗目となる。9月7日の午前10時にオープンする「Apple 丸の内」の店内を見ていこう。

Apple 丸の内 「Apple 丸の内」の外観

日本国内では最大規模の直営店がオープン

 東京近郊では5番目の店舗となるApple 丸の内だが、外観の注目ポイントはガラス張りのショーウインドウの縁取り部分にある。角部分に3次元の丸みを持たせるため、菊川工業に特別発注したアルミ製の装飾が施されている。

 これは三菱ビル(Apple 丸の内が入っているビル)の外観からインスピレーションを得たもので、周囲のビルや近接するエリアとの調和を図っているという。高さがビルの2階分あるヴィトリン・スタイルのショーウインドウを採用したのはApple 丸の内が初めてとのことだ。

Apple 丸の内 ビルの高さ2階分ある、アルミニウム製の枠で縁取られたショーウインドウと竹のコントラストがユニークだ

 ショーウインドウの内側に、国産の竹を並べているのも印象的だ。正面入り口から入ると、目の前にフォーラムと呼ばれる大きなスクリーンと吹き抜けの空間があり、ここでさまざまなイベントやセッション(「Today at Appleセッション」)が開催される。9月7日からは、オープン記念として12回シリーズの特別セッション “The Tokyo Creative Guild”が行われる予定だ。

Apple 丸の内 1階の全景。入り口正面に大型スクリーンを配置し、セミナーなどが随時開催される
Apple 丸の内 フォーラムと呼ばれるスペースは吹き抜けになっている

 次なるポイントは、Apple 丸の内に在籍するスタッフだ。130人以上のメンバーがいて、その半数以上が国内の他のApple直営店から異動してきたとのこと。対応できる言語は15言語もあるとのことで、世界中から訪れる来訪者にも対応できるという。

Apple 丸の内 2階へとつながる階段
Apple 丸の内 2階部分にはジーニアスバーの他、製品の展示スペースもある

 そして最後のポイントは、「ボードルーム」と呼ばれる法人用途の打ち合わせスペースだ。専用のビジネスチームが用意されており、事前に問い合わせて予約すれば、Apple製品の商談や相談をリラックスな形で打ち合わせることができる場所として機能する。

Apple 丸の内 法人向けの商談スペース「ボードルーム」

 次のページでは、開店記念で配られる記念品をチェックする。

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