新たな「Surface Pro」登場 Intelベースの「7」とArmベースの「X」

» 2019年10月03日 12時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 Microsoftは10月2日(米国東部夏時間)、キーボード(別売)を着脱できる2in1 PC「Surface Pro 7」と「Surface Pro X」を発表した。最小構成の直販価格はSurface Pro 7が749ドル(約8万円)、Surface Pro Xが999ドル(約10万7000円)で、米国を含む一部市場では販売予約の受け付けを開始している。

(いずれも日本市場での発売は未定)

Surface Pro 7

 Surface Pro 7は、「Surface Pro 6」の後継モデルで、USB Type-C端子を新たに搭載している。デザイン面や“多用途向け2in1”については、先代のコンセプトを堅持している。アスペクト比3:2の12.3型PixelSenseディスプレイ(2736×1824ピクセル)も引き継いだ。本体のボディーカラーはPlatinum(プラチナ)とMatte Black(マットブラック)の2種類を用意する。

Surface Pro 7Surface Pro 7 Surface Pro 7(Platinum)
Surface Pro 7Surface Pro 7 Surface Pro 7(Matte Black)

 CPUはIntelの第10世代Coreプロセッサ(Ice Lake)で、モデルによって以下のものを搭載する。

  • Core i3-1005G1(1.2G〜3.4GHz、2コア4スレッド、UHD Graphics)
  • Core i5-1035G4(1.1G〜3.7G/3.3GHz、4コア8スレッド、実行ユニット48基のIris Plus Graphics)
  • Core i7-1065G7(1.3G〜3.9G/3.5GHz、4コア8スレッド、実行ユニット64基のIris Plus Graphics)

 メインメモリはLPDDR4x規格で、モデルによって4GB、8GB、16GBのいずれかを搭載する。SSDはモデルによって128GB、256GB、512GB、1TBのいずれかを搭載する。画面はタッチ操作と「Surface Pen」(別売)によるペン操作に対応する。OSはコンシューマー(個人)向けモデルはWindows 10 Home、コマーシャル(ビジネス)向けモデルはWindows 10 Pro(いずれも64bit版)をプリインストールする。バッテリー駆動時間は最長10時間となる。

 インカメラは500万画素、アウトカメラは800万画素のセンサーを採用。アウトカメラはオートフォーカス(AF)に対応する。インカメラのそばには、Windows Hello用の赤外線カメラも備えている。内蔵スピーカーは1.6W出力のものを2つ搭載しており、「Dolby Audio Premium」に対応している。

 ポート類はSurface Connect端子(ACアダプターやドッキングステーションを接続する端子)、USB Type-A端子、USB Type-C端子、Mini DisplayPort出力端子、3.5mmイヤフォン端子、microSDXCメモリーカードリーダ、タイプカバー用端子を備えている。無線LANは「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)対応で、Bluetooth 5.0も利用できる。

 ボディーサイズは292(幅)×201(高さ)×8.5(奥行き)mmで、重量はCore i3/i5モデルが約775g、Core i7モデル790g(いずれもタイプカバーを含まず)となる。

Surface Pro X

 Surface Pro Xは、Qualcommと共同開発したArmアーキテクチャベースの独自プロセッサ「Microsoft SQ1」を搭載したことが最大の特徴。従来のSurface Proシリーズよりも薄型・軽量となっていることも魅力だ。ボディーカラーはMatte Blackのみとなる。

Surface Pro XSurface Pro X Surface Pro X

 画面はアスペクト比3:2の13型PixelSenseディスプレイ(2880×1920ピクセル)で、Surface Pro 7よりも少し大きく、解像度も向上している。タッチ操作やSurface Penによる操作にも対応している。

 メインメモリはLPDDR4x規格で、モデルによって8GBまたは16GBを搭載する。SSDはモデルによって128GB、256GB、512GBを搭載する。このSSDは着脱可能とされているが、ユーザーによる着脱は不可能で、着脱が必要となったら技術員に対応してもらうことになる。OSはコンシューマー(個人)向けモデルはWindows 10 Home、コマーシャル(ビジネス)向けモデルはWindows 10 Pro(いずれもArm版)をプリインストールする。

 別売のキーボードカバーは、専用の「Surface Pro X Keyboard」となる。このカバーにはSurface Slim Penを収納するスペースも設けられている。バッテリー駆動時間は最長13時間だ。

キーボード キーボードカバーは専用のSurface Pro X Keyboard。Surface Slim Penを収納するスペースが設けられている

 インカメラは500万画素、アウトカメラは1000万画素のセンサーを採用。アウトカメラはオートフォーカス(AF)に対応する。インカメラのそばには、Windows Hello用の赤外線カメラも備えている。内蔵スピーカーは2W出力のものを2つ搭載しており、Dolby Audio Premiumに対応している。

 ポート類はSurface Connect端子、USB Type-C端子×2、nanoSIMカードスロット、キーボードカバー用端子を備えている。無線LANは「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)対応で、Bluetooth 5.0も利用できる。

 「Qualcomm Snapdragon X24 LTE modem」も内蔵しており、本体だけでモバイル通信ができる。物理的なnanoSIMに加えて、本体内のeSIMに契約情報を書き込んで使うことも可能だ。米国販売モデルにおけるLTEの対応周波数帯(Band)は以下の通り。

  • FD-LTE:Band 1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、19、20、25、26、28、29、30、66
  • TD-LTE:Band 38、39、40、41、46

Microsoft SQ1の概要

 Microsoft SQ1は、先述の通りQualcommと共同開発された新しいプロセッサで、以下の特徴を持つ。

  • 最大稼働周波数が3GHz
  • GPU(Adreno 685)の処理能力が2兆FLOPS
  • Snapdragon X24 LTE modemを搭載している
  • フルスピードのSSDをサポートする
SQ1 Microsoft SQ1のイメージ

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