ソフトバンクとウィルコム沖縄は5月11日、2020年2月末日以降が支払い期限となるサービス利用料金の支払い期限を延長する措置について、対象期限を6月30日まで延長した。合わせて、25歳以下のユーザー(※)を対象とする「追加データ購入」「快適モード(オートチャージ)」の50GB(5万円相当)を上限とする無償化措置も同日まで延長する。
(※)契約者または登録された利用者
支払い期限を6月30日まで延長するのは、2020年2月末日以降が支払い期限となる以下のサービスの料金。それぞれのサービスにおいて指定された電話窓口への申し出が必要だが、5月10日までに申し出たユーザーは、改めて申し出なくても自動的に期限が延長される。
料金の支払い方法が「クレジットカード」「口座振替」である場合、申し出のタイミングによっては料金の引き落としが行われる場合がある。
なお、今後の情勢次第では、料金支払い期限の延長措置をさらに延長する可能性もあるという。
25歳以下にユーザーを対象とする「追加データ購入」「快適モード(オートチャージ)」の無料化措置は、総務省からの要請を受けて4月3日付で当月中(4月30日まで)の支援措置として発表され、4月24日には5月31日まで延期することが決まっていた。
今回の延長措置によって、25歳以下のユーザーの追加データ購入と快適モードについて、6月30日まで50GB(5万円相当)を上限に無償化される。ソフトバンクブランドについては、同日まで「テザリングオプション」も無償提供する(要申し込み)。
条件に当てはまるユーザーには自動的に無償化措置が適用されるが、快適モードの申し込みや追加データ購入の手続きは必要となる。ただし、「データシェア」を利用している場合、無償化対象の容量はシェアグループ全体で50GBまでとなる。「ミニモンスター」「ミニフィットプラン」を利用している場合は、容量が上限に達した後に購入する分が無償か対象となる。
テザリングオプションの無償化措置については、一部ユーザーはいったん請求された上で、翌月利用分で返金処理となる場合がある。
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