ニュース
» 2021年06月01日 17時50分 公開

携帯各社が「電話リレーサービス料」に関する方針を発表 2021年度は7月から7カ月間徴収へ

7月から公的制度としてスタートする「電話リレーサービス」の利用料負担について、携帯電話事業者が相次いでWebサイトなどで告知を開始した。基本的にはユーザーへの負担を求めることになるが、楽天モバイルでは一定の条件を満たす契約はユーザーへの負担を求めない。

[井上翔,ITmedia]

 既報の通り、2021年7月から公的制度としての「電話リレーサービス」が始まる。一定条件を満たす電話事業者は、割り当てられた電話番号数に応じて負担金である「電話リレーサービス料」を負担する必要がある。

 6月1日、携帯電話事業者が相次いで電話リレーサービス料の負担に関する方針を告知した。この記事では、各社における電話リレーサービス料の動向をまとめる。

ロゴ 電話リレーサービスのロゴ
リレーちゃん サービスのマスコットキャラクター「リレーちゃん」 (C)総務省

NTTドコモ

 NTTドコモでは、ユーザーに電話リレーサービス料の負担を求める。2021年度は2021年7月〜2022年1月利用分(2021年8月〜2022年2月請求分)において、1電話番号当たり毎月税込み1.1円が加算される。

 具体的な請求対象のサービスは以下の通り。

  • 5G/Xi/FOMAサービス(「020」で始まる電話番号を除く)
  • マルチナンバーサービス
  • 2in1」のBナンバー
  • ワイドスター(衛星電話)
  • オフィスリンク
  • ボイスミーティングサービス
  • ドコモ光電話(追加番号も請求対象)

KDDI/沖縄セルラー電話

 KDDIと沖縄セルラー電話では、ユーザーに電話リレーサービス料の負担を求める。2021年度は2021年7月〜2022年1月利用分(2021年8月〜2022年2月請求分)において、1電話番号当たり毎月税込み1.1円が加算される。

 主な請求対象のサービスは以下の通り。

  • au/UQ mobile/povoの携帯通信サービス(「020」で始まる電話番号を除く)
  • 各種固定電話サービス(IP電話サービスを含む)(※1)

(※1)「auひかり電話」や「ケーブルプラス電話」は、申し込み先のプロバイダーまたはCATV事業者を経由して請求(au one net契約者はKDDIから請求)

ソフトバンク

 ソフトバンクでは、ユーザーに電話リレーサービス料の負担を求める。請求方法は、契約している通信サービスによって異なる。

ポストペイサービス

 月額料金を後払いする(ポストペイ)通信サービスは、他社と同様に2021年度は2021年7月〜2022年1月利用分(2021年8月〜2022年2月請求分)において、1電話番号当たり毎月税込み1.1円が加算される。

 対象となるポストペイ通信サービスは以下の通り。

  • ソフトバンク(※2)/Y!mobile/LINEMOの携帯電話サービス(「020」で始まる電話番号を除く)(※3)
  • 各種固定電話サービス(IP電話サービスを含む)(※4)

(※2)プリペイドプランは対象外
(※3)初回請求時は「ユニバーサルサービス料」と合算請求
(※4)2021年度はユニバーサルサービス料と合算して請求

プリペイドサービス

 ソフトバンクブランドの「シンプルスタイル」(プリペイド式携帯電話)では、残高をリチャージ(補充)するタイミングで電話リレーサービス料が請求される。2021年度は、2021年7月7日〜2022年3月31日に実行したリチャージ分について、リチャージ1回当たり3円がユニバーサルサービス料と共に残高から引き去られる。

 ただし、「無料チャージ」付きのシンプルスタイルプランを契約(購入)した場合は、以下の電話リレーサービス料を契約時に別途支払う必要がある。

  • 4000円付きプラン、5000円付きプラン:3円
  • 1万円付きプラン:6円

楽天モバイル

 楽天モバイルでは、ユーザーに電話リレーサービス料の負担を求める。2021年度は2021年7月〜2022年1月利用分(2021年8月〜2022年2月請求分)において、1電話番号当たり毎月税込み1.1円が加算される。

 ただし、「Rakuten UN-LIMIT VI」契約者のうち、以下のいずれかの条件に当てはまる場合は電話リレーサービス料が無料となる(楽天モバイルが負担する)。

  • 「プラン料金1年間無料キャンペーン」を適用中
  • 「プラン料金3カ月無料キャンペーン」を適用中
  • 月間データ通信量が1GB以下となり、請求金額が「0円」となった月(1名義1契約限定)

ユニバーサルサービス料の請求も開始

 電話リレーサービス料の請求開始に伴い、同社は7月利用分(8月請求分)から「ユニバーサルサービス料」の請求も開始する。ただし、電話リレーサービス料と同様に、Rakuten UN-LIMIT VI契約者のうち、以下のいずれかの条件に当てはまる場合は請求されない(楽天モバイルが負担する)。

  • 「プラン料金1年間無料キャンペーン」を適用中の契約
  • 「プラン料金3カ月無料キャンペーン」を適用中の契約
  • 月間データ通信量が1GB以下で請求金額が「0円」となった契約(1名義1契約限定)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう