iPhoneの旧機種から新機種へeSIMを移行するには? MVNO編

» 2022年09月25日 07時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 iPhone 14シリーズの発売で、eSIMの移行方法について気になる人もいるだろう。そこでこの記事ではMVNO(IIJmio、mineo、日本通信、HISモバイル、LinksMate)のeSIMの移行方法を紹介する。

IIJmio mineo eSIM MVNO iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の機種はeSIMに対応している
IIJmio mineo eSIM MVNO iOS 16では新機能「eSIM クイック転送」が加わった

IIJmio

 古い端末から新しい端末へIIJmioのeSIMを移行させるには、再発行手続きとプロファイルの再インストールが必要になる。技術広報の堂前清隆氏によると、IIJmioで提供しているeSIMの場合、iOS 16の新機能「eSIM クイック転送」を使えないという。

 再発行時にSIMプロファイル発行手数料220円(税込み、以下同)が別途発生するが、SIMカード再発行手数料2200円は発生しない。

 Q&Aのページから再発行手続きが行える。「ギガプランのeSIMをご契約のお客さま」を選択し、再発行するプランとSIMカード/SIMプロファイルを選ぶ。

IIJmio mineo eSIM MVNO 再発行するプランとSIMカード/SIMプロファイルを選ぶ
IIJmio mineo eSIM MVNO 申し込み内容を確認する
IIJmio mineo eSIM MVNO

 申し込み後、IIJで新しいSIMカードの準備ができた段階で、旧SIMカードが使えなくなる。新しいSIMカードが届くまでは、手元にある旧SIMカードで通信ができない期間が発生するので注意しよう。

 アクティベーションコードが届いたら、回線を選んでQRコードを新しいiPhoneで読み取る。iPhoneの「データ通信を追加」という項目から「QRコード」を選び、アクティベーションコードの下にあるQRコードをスキャンする。手動入力も可能だが、英数字が長いため、QRコードを読み込んだ方が楽だ。

IIJmio mineo eSIM MVNO メールでアクティベーションコードが届く
IIJmio mineo eSIM MVNO 回線を選択して「決定」を押す
IIJmio mineo eSIM MVNO このQRコードを新しいiPhoneで読み込む
IIJmio mineo eSIM MVNO このようにPCでQRコードを表示し、それをiPhoneで読み込んだ方がやりやすい

mineo

 mineoは9月20日時点でAプラン(au回線)でのみeSIMを使える。大まかな流れはIIJmioとほぼ同じで、eSIMの発行時と同じく再発行の際も、eSIMプロファイル発行料440円(税込み)がかかる。mineoを運営するオプテージ広報によると、eSIM クイック転送の対応可否については現時点では未定だという。

 eSIMで音声通話、SMSを利用している場合、オンライン本人確認(eKYC)による本人確認が必要となる。その場合に有効な本人確認書類は次の通り。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 在留カード

 手続きはmineoマイページから行う。eSIMプロファイルの初期設定が書かれたページから新しい端末での設定手順を確認できる。

 mineoの場合、申し込みの内容によって、本人確認が必須か否かが異なる。

 機種変更に伴うeSIM再発行の申し込みは以下のように分かれる。

  • mineoで端末を「一括」購入した場合は本人確認が不要
  • mineoで端末を「割賦」購入した場合は本人確認が必要

 機種変更をせずにeSIM再発行だけを行う場合は、デュアルタイプ、シングルタイプ(SMS付き含む)全てで、SMS認証またはeKYCによる本人確認が必要となる。

 eSIMプロファイル再発行完了後、マイページより回線切替手続きを行ってから、eSIMプロファイルをダウンロードした後に設定する流れになる。

IIJmio mineo eSIM MVNO mineoでは2022年8月からeSIMを提供しており、注意事項も公開している

日本通信

 日本通信では下記4つの料金プランでeSIMが使える。機種変更時にはeSIMの再発行が必要で、マイページにログイン後、ステータスページの各種お手続きにある「SIMカード発行」「eSIM発行」から手続きできる。その際に機種変更する端末のEIDの登録が必要になる。eSIM クイック転送には対応しない。

  • 合理的シンプル290プラン

→基本料290円(1GB付き)の合理的な料金プラン

  • 合理的みんなのプラン

→基本料1390円で6GBと70分通話が使える料金プラン

  • 合理的20GBプラン

→基本料2178円で20GBと70分通話が使える料金プラン

  • 合理的かけほプラン

→基本料2728円で3GBと通話かけ放題が使える料金プラン

 eSIMからeSIMに(機種変更)する場合、手数料として1100円が発生する。公式サイトの「利用までの流れ」には「住所確認コードを自宅で受け取る」という手順が記載されているが、機種変更の場合は「住所確認コードが送られてこない」(広報)そうだ。

IIJmio mineo eSIM MVNO 日本通信の「eSIMらくらく設定ガイド」というページには対応機種や注意事項などが記載されている

HISモバイル

 HISモバイルもeSIM再発行時に1100円がかかる。手続きはMy HISモバイルから行える。eSIM クイック転送には対応しない。

 郵送による住所確認コードは不要だが、eSIM再発行手続き後にメールで2次元バーコード(SM-DP+アドレス)が送られてくるので、ユーザー側での設定が必要になる。

IIJmio mineo eSIM MVNO HISモバイルのeSIMに関するページ

LinksMate

 LinksMateでも他社と同様に機種変更の際にはeSIMプロファイルの再発行という扱いになる。eSIM クイック転送には対応しない。eSIM再発行事務手数料として550円がかかる。

 マイページ内のメニュー「SIMカードの変更・再発行」より、変更を希望するeSIMカードにて「再発行・eSIM機種を変更する」を選択すると申し込める。

IIJmio mineo eSIM MVNO LinksMateはeSIMプロファイルの再発行手順を記載している

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