サムスン電子ジャパンは4月6日、新型のAndroidスマートフォン「Galaxy S23」をNTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)、楽天モバイルを通して4月20日に発売することを発表した。大画面モデルの「Galaxy S23+」については、日本での取り扱いはない。
【訂正:11時45分】初出時、KDDI/沖縄セルラー電話向けモデルをUQ mobileブランドでも取り扱う旨の記載がありましたが、auブランドのみの取り扱いとなるため訂正しました。なお、UQ mobileの契約者も同端末の購入は可能です
【更新:16時15分】写真の追加と、キャンペーン情報の追記を行いました
Galaxy S23は2月にグローバル発表された。日本ではドコモ向けの「Galaxy S23 Ultra SC-51D」、au/UQ mobile向けの「Galaxy S23 Ultra SCG19」、楽天モバイル向けの「Galaxy S23 SM-S911C」の3モデルが用意される。海外モデルとの違いはおサイフケータイ(モバイルFeliCa)に対応していることのみで、他の主要な仕様は共通している。
SoC(System-on-a-Chip)は、Samsung Electronics向けにカスタマイズされた「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載する。これは「Snapdragon 8 Gen 2」の最大稼働クロックを引き上げたもので、CPUのプライムコア(最高性能のコア)は最大3.36GHzで稼働するという。なお、CPUコアはプライムコア1基、パフォーマンスコア(Pコア)4基、高効率コア(Eコア)3基の計8基(オクタコア)構成となる。
メインメモリは8GBで、内蔵ストレージの容量は256GBとなる。microSDメモリーカードには対応しない。
ディスプレイは約6.1型のDynamic AMOLED 2X(有機EL)で、解像度は1080×2340ピクセル(フルHD+)となる。リフレッシュレートは48〜120Hzの範囲内で可変制御される。有機ELディスプレイの弱点の1つである「屋外での視認性」を改善するために、3段階のビジョンブースター(自動輝度調整機能)も備えている。
アウトカメラはトリプル(三眼)構成で、センサーやレンズの仕様は以下の通りとなる。
インカメラはシングル(単眼)構成で、約1000万画素センサー(F2.2/デュアルピクセル対応/AF対応/画角80度)を搭載している。
国内でのモバイル通信はSub-6とミリ波(mmWave:28GHz帯)の5G NR、LTE(4G)に対応する。5G NRはSA(スタンドアローン)構成のネットワークも利用可能だ。SIMカードはnanoSIMとeSIMに対応している。その他、Wi-Fi 6E(2.4GHz/5GHz/6GHz帯のIEEE 802.11ax)とBluetooth 5.3も使える。
バッテリーの容量は3900mAh(定格値)で、USB PD(Power Delivery)による急速充電にも対応する。Qi(チー)規格のワイヤレス充電も可能だ。
ボディーサイズは約71(幅)×146(高さ)×7.6mmで、重量は約168gとなる。IPX5/8等級の耐水/防水性能とIP6X等級の防塵(じん)性能も有している。
発売を記念して、サムスン電子ジャパンではGalaxy S23の購入キャンペーンを開催する。4月19日までに予約した上で(※1)、5月14日までに購入した全ユーザーに対して、ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds2」をもれなくプレゼントするキャンペーンを開催する。さらに、別途発行されるクーポンを利用すると、Galaxy Buds2の充電ケースの保護ケースも無料で購入できる。
なお、キャンペーンは「Samsung Membersアプリ」からの申し込みが必要となる。また、Galaxy Buds2のカラーは選択できないので注意しよう。
(※1)ドコモオンラインショップについては4月17日9時59分まで
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