便利になったPokemon GO Plus +だが、使っていて気になったこともいくつかある。
まず、バイブレーションの振動が大きすぎる。スマートフォンとPokemon GO Plus +を接続してポケモンやポケストップを見つけると、Pokemon GO Plus +のボタンが光り、振動するのだが、この振動がなかなか大きい。Pokemon GO Plus +を平らなデスクに置いたままバイブが鳴ると、スマホが着信したときとは比にならなほどものすごい振動音が鳴る。
筆者も自分のデスクに置いたままPokemon GO Plus +が突然振動して、何度もビクッとなったことがある。Pokemon GO Plus +をカバンに入れたまま、またストラップでショルダーベルトに取り付けたままでも、Pokemon GO Plus +に何らかが接地していると、バイブ音が響き渡り、周囲の人から「電話が鳴っていますよ?」と勘違いされたこともあった。自宅で使うときはハンカチなど振動を吸収するものの上に置いている。
ネットでも、このバイブの大きさに不満を抱いている人は多いようで、Pokemon GO Plus +を分解してバイブの配線をカットしたという報告も相次いでいる。
筆者はあまり気にしていないが、バイブと同時に点滅するLEDがまぶしすぎるという意見も見られる。確かに、暗い夜道を歩きながらPokemon GO Plus +のLEDが点灯すると、遠くからでも一目瞭然だろう。人目に付きやすいという点では気になるかもしれない。
残念ながら、バイブレーションとLEDはオフにすることができない。ボタンスローで捕獲する際はバイブがあった方がいいが、オートスローならスマホにも通知が来るので、Pokemon GO Plus +が振動する必要性は薄い。スマートフォン本体と同様、音だけでなくバイブレーションもオフにする設定は欲しかった。
Pokemon GO Plus +から発せられる音はオフにできる。Pokemon GO Plus +とスマートフォンが接続した際や接続解除した際に、ピカチュウの声が鳴るが、ポケモンGOの設定画面から「ピカチュウの音声をオンにする」を解除すればピカチュウの音声はオフになる。
Pokemon GO Plus +は睡眠計測も行える。枕元に置いてメインボタンを長押しすると、ピカチュウが子守歌を歌ってくれ、朝起きてもう一度メインボタンを長押しすると、再びピカチュウの声が鳴る。ピカチュウの歌声はアプリの設定からはオフにできないが、メインボタンとサブボタンを長押しすると、オフになる。ピカチュウの子守歌は癒やし効果抜群だが、家族と同じ部屋で就寝する際、先に寝ている家族がいると起こしてしまう恐れがあるので、オフにする方法は覚えておきたい。
モンスターボールがなくなったときや、道具がいっぱいのときは、都度、通知が来て煩わしいが、これは設定で回避できる。オートスローを有効にした状態でモンスターボールが尽きると、都度「モンスターボールがありません」と通知が来るので、煩わしければオートスローをいったん解除して、ボールスローでスーパーボールかハイパーボールを選ぼう。
ポケストップのオートスピンをオンにした状態で道具がいっぱいになると、都度「持ち物がいっぱいです」と通知されるので、設定画面から「近くにあるポケストップの検知」をオフにすればよい。これで、ポケストップが近くにあっても反応しなくなる。
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