ポケモンは、7月下旬にiOS/Android向け睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」をリリース。7月6日にGoogle Playで事前登録受付を開始した。
本アプリでは夜に睡眠計測を行い、カビゴンを育成して「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。夜は枕元にスマートフォンか「Pokemon GO Plus +」を置いて睡眠を計測し、朝はカビゴンの周りに集まって眠っているポケモンたちの寝顔をリサーチしてポケモン寝顔図鑑に登録。カビゴンの育成や、ユーザーの睡眠時間で算出される「ねむけパワー」の大きさで集まるポケモンの数が決まる。
ユーザーの睡眠タイプを「うとうとタイプ」「すやすやタイプ」「ぐっすりタイプ」の3つに分類し、睡眠タイプに応じて同じような睡眠パターンを持つポケモンたちが集まる。集まったポケモンたちに「ポケサブレ」を与えるとカビゴンの育成をサポートする「おてつだいポケモン」として仲間になり、拾ってきた食材でカビゴンに料理を与えて育成していく。
他のプレイヤーとフレンド登録を行うと、睡眠時間や睡眠タイプをはじめリサーチした寝顔の数や、おてつだいポケモンの編成などの情報を共有可能。フレンドの睡眠研究を見ると報酬を受け取ることもできる。
アプリ内では睡眠時間の長さを「睡眠スコア」として評価し、8時間30分以上の睡眠を100点と定める。就寝する目標時間を決める「ねむりの約束」を目安に就寝すると、翌朝に報酬を受け取れる仕組みで規則正しい睡眠をサポートするという。
また、本アプリや位置情報ゲームアプリ「Pokemon GO(ポケモンGO)」と連携するデバイス「Pokemon GO Plus +」を7月14日に発売。デバイスと本アプリを連携すると「ナイトキャップをかぶったピカチュウ」が出現し、通常5匹のチームを組んでいるおてつだいポケモンに加え6匹目として参加する。
ピカチュウは設定した起床時間と就寝の目標時間を鳴き声で通知する他、睡眠計測を開始する際に子守歌を歌い、デバイスを利用した時間に応じて仲良くなれる。デバイスとポケモンGOをつないでポケストップを回すと、アプリの中でカビゴンの育成に使用できるアイテムも入手できる。
本体サイズは直径が約64.5mm、厚さが約18.3mmで、重量が50g。リチウムイオンバッテリー(USB Type-C)を内蔵し、充電時間は約3時間30分。価格は6578円(税込み)。単体では操作できず、スマートフォンとアプリが必要となる。
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