パイオニアの車載スマートデバイス「NP1」を試して感じたイイところ、ムムムなところ 音声操作前提のドラレコ&カーナビ(3/3 ページ)

» 2024年05月02日 06時00分 公開
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実際に使ってみて感じたイイところ、ムムムなところ

 それでは実際に使ってみた感想をお伝えします。まず音声だけでナビを行うスマート音声ナビは、拍子抜けするほど普通に使えます。マップ画面がないとつらいかなと心配していましたが、パイオニアのスマホ向けカーナビアプリ「COCCHi」と同様に、早め早めに走るレーンを知らせてくれます。

 2〜3車線の道路を走っていて、急に車線変更を指示されることはありません。前述の通り、スマホアプリやApple CarPlay、Android Autoに画面を表示させることもできますが、個人的には必要性を感じませんでした。

 また走行時でも問題なく音声入力できました。ただ「NP1」というウェイクワードはいくらなんでも味気なさすぎます。今後のアップデートでウェイクワードの変更機能を搭載してほしいところです。

photo 今回はあえてスマホに案内を表示させずに使いましたが、迷うことはなかったです

 ドライブレコーダーとしての画質は申し分ないと思います。解像度的にはナンバーなどもハッキリと記録されていますし、夜間でも明るく撮影できています。この暗所撮影性能は、超高感度を実現したソニー製CMOSイメージセンサー「STARVIS」の恩恵といえるでしょう。

 後方カメラの車内の色に違和感がありますが、これは屋外にホワイトバランスを合わせているためだと思われます。車内を撮るならスマホかアクションカメラを別途使った方がいいですね。

photo 前方カメラで撮影(曇天)
photo 後方カメラで撮影(晴天)
photo 前方カメラで撮影(夜間)

 また「次世代通信型ドライブレコーダー」の真骨頂である、衝撃検知時の「クラウド保存」も安心感が高いですね。SDメモリーカードになんらかのトラブルがあった場合でも、重要録画データを失う可能性を下げられるわけです。

 個人的に気に入ったのが音声の変更機能「コエ替え」。声優の悠木碧さんのボイスに変更可能です。しかも「かわいらしい声」と「やさしい声」の2パターンが収録されています。ドライブデート気分でたまりません。個人的には、ターニャ・デグレチャフっぽい声も設定したいところです。

photo 悠木碧さんのボイスは2パターンが収録。なお、さまざまなせりふを楽しめる「メッセージサービス」は終了しています。再開してほしいですね!

 本製品では、トピックを有効化しておくと、そのときにいる場所や時間に合わせて、さまざまな情報提供を受けられます。また、安全運転を心掛けるという前提ですが、「取締り通知」「オービスナビ」「ドライブサポート」も有用な機能です。

 ただし、全部有効化しておくと、さすがに煩わしいですね。デフォルトでは全てオンになっているので、興味のあるトピック、必要なトピックのみを有効化することをオススメします。

photo 個人的には滞在時間を知らせてくれる「あいさつトピック」がお気に入り。ドライブ中のペース配分に役立ちますよ

車載デバイスをシンプルにまとめたいという方にオススメ

 音声操作を前提とした「NP1」は、まるで助手席の同乗者のような車載用スマートデバイスです。声だけということに不安を感じる方もいるかもしれませんが、先回りして案内してくれるので走行していて不安感はありません。また「Piomatix」(パイオマティクス)だけでなく、Amazon Alexaも利用可能なので音楽再生やゲームなどのエンターテインメント機能も楽しめます。

 車載デバイスをシンプルに、そして目立たないようにスマートにまとめたいという方に、NP1はもってこいのアイテムです。

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