三半規管が弱い人必見! iOS 18で追加された乗り物酔い予防機能「車両モーションキュー」の仕組みと設定方法(1/2 ページ)

» 2024年11月03日 06時00分 公開
[井上晃ITmedia]

 iOS 18では、乗り物酔いを予防するための新機能「車両モーションキュー」が追加された。乗り物酔いしやすい人は、その使い方を覚えておこう。

photo

車両モーションキューとは?

 「車両モーションキュー」とは、iOS 18で追加された乗り物酔いを予防する機能だ。有効にすると、iPhoneの画面上に白黒の点が複数表示される。この点がiPhoneの加速度センサーを活用し、乗り物の動きを反映するようにアニメーションする。

 その動きを文章で説明するのはやや難しいが、簡単に言えばスマホの画面を見ている人が気付きにくい乗り物の加速度や遠心力を画面上に可視化してくれる機能だと思えばよい。

 例えば、新幹線に乗った状態で車両が左にゆっくりとカーブしている場合、乗客の体には右向きに遠心力が働く。しかし、乗客がスマートフォンの画面をじっと見ていると、景色の変化が見えず、どのくらいの遠心力がかかっているのか正確には分からなくなる。

 この状態では三半規管が感知する遠心力の情報(大きく遠心力がかかっている)と、視覚情報から認識する情報(そんなに動いていない)の間にズレが生じる。この差が乗り物酔いを招くという理屈だ。

 一方、車両モーションキューをオンにしたiPhoneの画面上では、大量の点が右方向に向かって流れるように移動していくように遠心力が可視化される。

 これによってユーザーは手元のiPhoneを操作しながらでも、実際に体にかかっている遠心力を正しく認識できる。当然、カーブだけでなく発進時や減速時の実際の加速度なども可視化され、視覚的な認識のズレが少なくなり、乗り物酔いを起こすリスクを軽減してくれるというわけである。

photo 「車両モーションキュー」をオンにしたiPhoneの画面上を、点が動くイメージ
「車両モーションキュー」を有効にして、乗り物が左カーブしている様子
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  2. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  3. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  4. 「iOS 27」はアプリの起動速度が30%高速、最適な通信切り替えも iPhone 11やiPhone SE(第2世代)も対応 (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  7. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  8. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
  9. 次世代の「Siri AI」発表 ユーザーを理解した応答が可能、表現力も向上 26年後半に英語から対応 (2026年06月09日)
  10. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー