100円ショップの最大手であるダイソーの店頭にて、ひときわ目を引くガジェット用メンテナンス用品が販売されている。その名も「スクリーンクリーナー」という商品であり、価格は220円だ。
スクリーンクリーナーは今や珍しい商品ではないが、アルコール液を補充したスプレーボトルと、汚れを拭き取るためのクリーニングクロスが完全なる一体型構造となっており、まさに1台二役といえる商品だ。実際にこのクリーナーを入手し、手持ちのデバイスでその性能を試してみることにした。
今回のテストで使用したのは、日頃の操作によって皮脂やハンドクリームの油分がべったりと付着してしまった「iPhone Air」だ。ディスプレイの表面は白く曇り、視認性が著しく低下している。
まずは本製品の具体的な使い方について解説していこう。最初に製品の外側を覆っている透明なポリカーボネート製のカバーを取り外す。この際、カバーの底部から指を差し込み、内側に格納されているスプレーボトルとクリーニングクロスが一体化した本体を上部へ押し出すようにして取り出すのがコツだ。次に、クロスの巻かれた本体の中から、さらにスプレーボトル本体を分離させればよい。
準備が整ったら、まずはクリーニングクロスの表面にアルコールを数回吹きかける。そして、洗浄したいスマートフォンやタブレットのディスプレイに直接、あるいはクロス側に適量の液を塗布し、優しく表面を滑らせるように画面上の汚れを拭き取っていく。これだけのステップで、デバイスの掃除は完了する。
スクリーンクリーナーにはマイクロファイバークロスを採用しており、拭き跡に繊維のクズが残るようなストレスは一切感じられなかった。アルコールスプレーから散布されるアルコールの量も適量で、クリーニング前に付着していた皮脂やハンドクリームの油分は拭き取れた。ただし、あくまで微量のアルコールを使用する仕組みであるため、あまりにも長期間放置されて固着したような特殊な汚れについては、完全に除去しきれない可能性があるので留意したい。
拭き取り部に採用されているマイクロファイバー素材は、吸水性と速乾性に長けているため、汚れたら水洗いをすることが可能だが、1つ注意点がある。
このマイクロファイバー素材は筒状の本体に対して強力な粘着剤のようなもので貼り付けられており、クロスだけを完全に取り外すことは基本的にはできない。そのため、洗浄の際は本体ごと水に浸す形になる。洗い終わった後は、カビの発生を防ぐためにも、日の当たる場所でしっかりと内部まで乾燥させたい。
ただし、乾燥機を使用したり、直射日光の下にあまりにも長時間放置し続けたりする行為は避けるべきだ。熱によってプラスチック素材が変形したり、溶けたりするなどの重大なトラブルを招く恐れがあるからだ。
本体のサイズは約30(幅) ×90(高さ)×30(奥行き)mmとコンパクトな設計だ。手になじむ絶妙な大きさであり、その外観はクリーニング用品というよりも、洗練されたガジェットやリップスティックのようにも見える。このサイズ感なら化粧ポーチの隙間やハンドかばんの内ポケット、あるいはタイトな衣服のポケットに入れて持ち運んでも、決して邪魔にはならないだろう。
付属しているPC(ポリカーボネート)材質の保護ケースが非常に優秀で、これがあるおかげで、かばんの中でクロスの汚れが他の荷物に移ってしまう心配も無用だ。外出先でふと画面の汚れが気になった瞬間、すぐに取り出して使用できる機動力の高さは他の製品にはない大きな魅力といえる。
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