本製品の用途は、今回テストに使用したiPhone Airだけにとどまらない。ラップトップPCのディスプレイ、スマートウォッチの風防、カメラのレンズ、さらにはタブレットやメガネに至るまで、あらゆるガラス面や液晶画面の清掃に対応している。特に、画面の端が丸みを帯びている湾曲したディスプレイに対しても、クロスの形状が柔軟にフィットするため、非常に相性が良い。
ただし、1点だけ厳重に注意すべきデバイスがある。それは折りたたみスマートフォンだ。特に、デバイスを「開いた状態で利用できるインナーディスプレイ」を清掃する際には、細心の注意を払わなければならない。これらのディスプレイは構造上、非常にデリケートであり、汚れを落とそうとして強く力を込めて拭き取ろうとすると、ディスプレイそのものの破損や、工場出荷時に貼付されている専用フィルムの剥がれ・破れといった致命的なダメージを与える危険性がある。あくまでも優しく、表面をなでる程度の力加減で扱うのが鉄則だ。
折りたたみスマートフォンのインナーディスプレイ清掃には厳重な注意が必要だ。非常にデリケートなため、強く拭くと破損や専用フィルムの剥離といった致命的なダメージを招く。表面を優しくなでる程度の力加減を徹底したい。写真は「Galaxy Z Fold7」実際にこのスクリーンクリーナーを数日間使い込んでみて、いくつかの感想を抱いた。まず、何よりも「手軽さ」という点において、この商品は右に出るものがない。コンパクトなサイズゆえ、デスクトップPCの大型モニター全体を掃除するにはやや不向きだが、スマートフォンや11型〜13型程度のタブレットであれば、これ1本で十分すぎるほど事足りる。これまでは除菌シートと専用クロス、さらにアルコールスプレーといった複数の道具を別々に管理しなければならなかったが、その煩わしさから解放されるメリットは計り知れない。
あえて欲を言うなら、その形状について1つの提案がある。本製品は現在、安定性の高い角柱型を採用しているが、これがもし円筒型であったなら、どのような使用感になっただろうか。指を筒状の本体の中に差し込み、画面の上でコロコロと転がすようにして磨き上げる構造であれば、より少ない労力で清掃ができたかもしれない。だが、よくよく考えると、円筒型では適切な「圧」をかけるのが難しくなり、かえって汚れが落ちにくくなる可能性がある。
さらに、円筒型の最大の欠点は、机の上などに横にして置いた際、少しの振動で転がっていってしまうことにある。もしそのまま床に落下すれば、プラスチック製の本体やスプレー機構が破損するリスクが高まる。そうした運用の安全性を踏まえると、角柱型の選択は正解だといえる。
最後に、この商品がどんな人に適しているかをまとめたい。繰り返し強調するが、この製品の最大のメリットは、そのコンパクトさと、一体型によるスマートな運用にある。スプレーボトルとクリーニングクロスが1つにまとまっていることで、管理の手間が省け、カバンの中をスッキリと整理できる。
これがわずか220円という価格で提供されていることに驚いた。荷物を可能な限り減らしたいミニマリスト志向の人や、外出先でも常にスマホやPCの画面を鏡のように美しく保ちたいと願う美意識の高いユーザーに本製品をおすすめしたい。ダイソーで見かけた際に、ぜひ手に取ってみてほしい。
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