モトローラが「razr 70」シリーズ3機種を発表 「ultra」は7型ディスプレイや次世代のLOFICセンサーカメラを搭載

» 2026年04月30日 16時05分 公開
[田中聡,ITmedia]

 米モトローラは、折りたたみスマートフォンの最新モデルとして「motorola razr ultra」「motorola razr+」「motorola razr」の3機種をグローバルで発表した。米国では2026年5月14日から予約を開始し、5月21日に発売する。

motorola razr 70 ultra 米国で発売する「motorola razr ultra」の2026年モデル。カラーはPANTONE Orient BlueとPANTONE Cocoaの2色。

 最上位モデルのrazr ultraは、4型のアウトディスプレイを搭載しており、165Hzのリフレッシュレートと3000ニトの輝度を確保した。内側にはフリップ型のスマホしては大きな7.0型の有機ELディスプレイを搭載し、ピーク輝度は5000ニトに及ぶ。5000mAhの大容量バッテリーを備え、8分間の充電で1日分を使用できる68Wの急速充電にも対応している。プロセッサはSnapdragon 8 Eliteを備える。

motorola razr 70 ultra 新型のrazr ultraは、フリップ型の折りたたみスマホとしては大きな7.0型インナーディスプレイを備える

 中位モデルのmotorola razr+は、同じく4型のアウトディスプレイと6.9型のインナーディスプレイを備える。プロセッサにはSnapdragon 8s Gen 3を採用し、高い処理能力と効率性を確保した。4500mAhのバッテリーを内蔵し、11分の充電で1日の駆動が可能だ。

 標準モデルのrazrは3.6型のアウトディスプレイと6.9型のインナーディスプレイを搭載。プロセッサはMediaTelのDimensity 7450Xを備え、4800mAhバッテリーは1回の充電で36時間以上の稼働をうたう。

motorola razr 70 ultra 防水性能にも対応している
motorola razr 70 ultra
motorola razr 70 ultra エンボス加工された背面がデザインのアクセントになっている。PANTONE Cocoaは天然のベニヤを用いている

 カメラ機能では、全機種に5000万画素のメインカメラを搭載した。razr ultraは次世代のLOFICセンサーの採用によって広いダイナミックレンジを捉え、低照度でも鮮明な撮影を可能とする。3機種とも、マクロ撮影対応の5000万画素の超広角カメラを備える。

 3機種ともチタン強化ヒンジを採用することで、耐久性も向上させた。

 AIを活用した「グループショット」機能は、数秒間の複数フレームから全員が最高の表情をしている瞬間を自動で合成する。また、ビデオカメラのように手首を回してズーム操作ができる直感的なインタフェースも導入した。

motorola razr 70 ultra 半開きにしてカメラを起動し、横持ちで撮影する際、手首をひねるだけでズーム倍率を変更できる

 独自のAIである「moto ai」は、通知の要約や状況に応じた次の操作の提案を行う。モトローラはGoogleとの連携も強化しており、閉じた状態で対話型AIのGoogle Geminiを呼び出せる。さらにGoogleフォトの新機能として、ユーザーの服をデジタル化してアプリ内で着せ替えができる機能も提供開始した。

 新機種は、米国では「motorola razr ultra 2026」「motorola razr+ 2026」「motorola razr 2026」として展開し、5月14日に予約開始、5月21日に発売する。価格はそれぞれ1499.99ドル(約24万1000円)、1099.99ドル(約17万7000円)、799.99ドル(約12万9000円)。

 米国以外の国と地域では「motorola razr 70 ultra」「motorola razr 70 plus」「motorola razr 70」として展開する。70 ultraは欧州、中東、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域で発売する予定。70 plusは欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域で、70は欧州、中東、アフリカ、ラテンアメリカで発売する予定だ。

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