バッテリー持ちは、公称で通常使用が最大10日間、ヘビーユースで最大7日間、常時点灯(AOD)使用時で最大4日間とされている。充電は専用のワイヤレス充電器を使用し、約60分でフル充電が可能とのことだ。
実際に試したところ、常時表示をオフ、心拍の常時計測をオンにし、1日あたり約2時間のGPSを使ったウオーキングを行う使い方で、バッテリー消費は1日あたり15%ほどだった。このうちGPSの消費は1時間あたり2〜3%程度となっていた。GPSを使う運動をしなければ、公称通り10日前後は十分に持つ計算になる。
HUAWEI WATCH FIT 5固有の機能ではないが、管理アプリ「HUAWEI Health」では、メダル機能をはじめとしたコレクション要素も充実している。デバイスの連続装着や歩数が一定値に達するごとにメダルを獲得できる他、定期的なイベントをクリアすることで、独自のメダルや限定ウォッチフェースを入手できる。
特に実用性があるものではないが、運動を継続するための遊び心ある仕掛けとして好印象だった。
HUAWEI WATCH FIT 5は、薄型軽量のボディーと長いバッテリー持ち、そして一通りそろったヘルスケア機能という、WATCH FITシリーズの強みを順当に引き継いだモデルだ。ミニストレッチという新機能は加わったものの、全体としては正常進化の範囲で、突出した変化は少ない。
そのため、本機が向いているのは、これから初めてスマートウォッチを導入する人や、何より装着感の軽さとバッテリー持ちの長さを重視する人だ。パンダと一緒に体を動かすミニストレッチをきっかけに、ライトな運動習慣を身につけたいという人にもいい選択肢になるだろう。
また、デザインがApple Watchに似ているため(実際、何人かApple Watchかと質問された)、Apple Watchのデザインが好きなものの、Android端末なので諦めていたという人にもお勧めできる。ただし、Apple Watchのアクセサリーが使えるわけではない。
一方で、HUAWEI WATCH FIT 4をはじめとする直近のモデルを既に使っているユーザーにとっては、2万7280円を払って買い替えるほどの決定的な差は感じにくいかもしれない。
より高度なスポーツ計測やプレミアムな質感を求めるのであれば、上位モデルの「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」も選択肢に入ってくる。標準モデルの手軽さと上位モデルの機能差、そして予算をてんびんにかけながら、自身の用途に合わせて最適な1台を選んでほしい。
(製品協力:ファーウェイ・ジャパン)
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