ソフトバンク、ahamoの10GB増量に追従しない方針 宮川社長「中容量帯は戦いが激しい」

» 2026年08月04日 18時08分 公開
[田中聡,ITmedia]
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 ソフトバンクの宮川潤一代表取締役社長執行役員兼CEOが8月4日の決算会見にて、NTTドコモのahamoの10GB増量キャンペーンについて、追従しない旨をコメントした。

ソフトバンク ソフトバンクの宮川潤一社長

 ドコモは8月1日から、ahamoのデータ容量を10GB増量するキャンペーンを実施しており、終了日は未定。これにより、ahamoは月額2970円で40GB(+5分かけ放題)が使えるようになり、大盛りオプション契約時は月額4950円で120GBになる。

ahamo ahamoでは8月1日から10GB増量のキャンペーンを実施している

 ライバルとなるY!mobileは、シンプル3 Mで30GB、シンプル3 Lで35GBのデータ容量が付いており、同じ容量帯ではahamoの方が多くのデータ通信を利用できる。シンプル3 Mは、固定回線やPayPayカードゴールドの割引を適用すると月額1958円になるが、そのハードルは高い。一方、Y!mobileではセット割なしでも月額1100円を12カ月間割り引く「超!おトク割」も7月17日に始めた。1100円の割引により、シンプル3 Mは1年間、月額3279円になる。

ソフトバンク Y!mobileではセット割なしで1100円を割り引くキャンペーンを実施中だ

 宮川氏はahamoへの対抗について「いろいろ考えたが、現時点では追いかけるつもりはない」と明言する。「中容量帯はバトルが激しいので、これ以上激しさを増してもあまり変わらない。われわれも増量オプションがあるので、それを入れれば競争力が残っている」とした。

 Y!mobileのデータ増量オプションでは、月額550円でシンプル3 Sが2GB、シンプル3 M/Lが5GBを増量するが、初めての加入で6カ月間無料とするキャンペーンを展開している。この施策や超!おトク割を含めて、現時点では中容量帯でも競争力を維持できていると考えているようだ。

 また、ahamoと料金体系が近いLINEMOの「ベストプランV」では、月額2970円で30GB+5分かけ放題が利用できるが、ahamoのキャンペーンによって10GBの差がついてしまった。

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