ソニーが1万9800円の有線イヤフォン発売 「心地よい低音」ではなく「正確な原音」を

» 2026年08月28日 06時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]
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 ソニーは、ステージパフォーマンス向けの高遮音性インイヤーモニター「IER-M500」を8月28日に発売する。ソニーストアにおける販売価格は1万9800円だ。

 モニターイヤフォンは、主にライブや楽曲制作を行うアーティストやミュージシャンに向く。必要な音だけを正確に確認できるよう解像度が高く、原音に対して脚色の少ない忠実な音質を備えている。

 IER-M500は、ソニーが2018年に発売した「IER-M7」および「IER-M9」以来の新型モニターイヤフォンだ。近年におけるライブエンタテインメント市場の成長を背景に、ソニーはアーティストやエンジニアのステージ上でのパフォーマンス向上を支援する目的でIER-M500を開発した。

ソニー IER-M500 アーティストやライブエンジニアのステージパフォーマンスを支える目的で開発されたインイヤーモニター

 ソニーは開発にあたり、有名アーティストのツアーを手掛けるノエル・エドワーズ氏など、複数のモニターエンジニアと共同で音響設計をおこなった。本体に5mmのダイナミックドライバーを搭載し、小型化を実現した。「アコースティックチャンバー」と完全密閉構造を組み合わせた。この構造が周囲の雑音を遮断し、演奏者がモニター音を正確に捉える環境を提供する。アコースティックチャンバーは、豊かな低音域を維持しながら、高音域の再現性を高める役割を果たす。

ソニー IER-M500 5mmのダイナミックドライバーを搭載している。高帯域から低帯域までを再現できる

 長時間の使用でも快適な装着感を維持するため、ソニーは独自の形状設計を採用した。ソニーは、製品に「ノイズアイソレーションイヤーピース」を4サイズ、「フィッティングサポーター」を5サイズ同梱する。使用者は耳の形状に合わせて最適な組み合わせを選択できる。耳の裏にケーブルをかけるイヤーハンガー設計と、付属のクリップが激しい動きによるイヤフォンの脱落を防ぐ。

 ソニーは、暗いステージ上での実用性にも配慮した。本体コネクター部分に右がレッド、左がブルーの配色を施し、使用者が左右を瞬時に判別できるように工夫した。カラーバリエーションはブラック、クリア、レッド&ブルーの3種類だ。ソニーは、3種類全てに内部が透けて見えるスケルトンカラーを採用した。レッド&ブルーにおいて、コネクターだけでなく本体そのものも右側をレッド、左側をブルーに色分けしている。

ソニー IER-M500 スケルトンデザインを採用した本体カラー。画像は着用イメージ

 激しいパフォーマンスに耐えるため、水分や汗に強い本体構造を採用した。付属する約1.6mの着脱式ケーブルは、繰り返しの着脱や過酷な使用環境を想定した高耐久設計だ。環境配慮への取り組みとして、ソニーは製品に使用するプラスチックの35%にバイオマス由来の再生プラスチックを割り当てた。

 7月9日より、ソニーストア銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神の全国5拠点でIER-M500の先行展示を開始した。

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