KDDIは9月17日、最大10Gbpsの光インターネット回線とau 5G回線を組み合わせたインターネット接続サービス「auひかりプラス」の提供を開始する。月額料金は回線サービスの内容や選択するインターネットプロバイダー(ISP)によって異なり、光回線の工事が必要な場合は工事費も必要となる。
なお、記事中の通信速度は全て理論値となる。
auひかりプラスは、光回線(最大10Gbps)と、au 5GのSA(スタンドアロン)構成ネットワークを組み合わせて提供するサービスだ。
ネット接続は多機能型の「ハイブリッドホームルーター」を介して行うようになっており、光回線の開通前、あるいは光インターネット回線に障害が発生した場合は、au 5G回線を利用することで工事の完了/復旧を待たずにインターネット接続を利用できる(ルーターのファームウェア更新で自動切り替えにも対応する予定)。
ハイブリッドホームルーターはNECプラットフォームズ製(Aterm HY01)で、レンタル料金は月額858円となる。主なスペックは以下の通りだ。
(※1)6GHz帯の利用は「Wi-Fiパック」(後述)の契約者のみ
(※2)6GHz帯が利用可能な状態で、MLOを併用した場合の理論値
インターネット接続は、KDDIの自社光回線(※3)を利用する「タイプ1」、au 5G回線のみ利用する「タイプ2」、NTT東日本/NTT西日本の光コラボレーションモデル(フレッツ光回線)を利用する「タイプ3」が用意されており、契約者の利用環境に応じて選択できる。
タイプ1とタイプ3を申し込んだ場合は、光回線の開通までau 5G回線でインターネットを利用できる。
(※3)NTT東日本/NTT西日本のダークファイバー回線利用を含む
5G回線も利用できるハイブリッドホームルーターを利用することで、光インターネット回線が開通する前からインターネット通信を利用できる他、開通後も光インターネット回線に障害が発生した際のバックアップに回線として利用できる
インターネット接続は、KDDIの自前光回線を使う「タイプ1」、au 5G回線のみを利用する「タイプ2」(ワイヤレス)、光コラボレーションモデルを利用する「タイプ3」が用意される。タイプ1とタイプ3は最大10Gbpsのサービスがメインだが、最大1Gbpsのサービスもある(地域によっては最大10Gbpsのサービスを申し込めないこともある)
光回線に障害が発生した場合は、au 5G回線に切り替えることで通信を継続できる。なお、現状では自動回線切り替えには対応しておらず、ルーターの管理画面での設定変更、ケーブルの取り外し、ルーター再起動のいずれかを行う必要がある(自動切り替え機能は2026年内に実装予定)auひかりプラスでは、ISPを問わずに利用できるオプションサービスを以下の通り提供している。
Wi-Fiパックは、以下のサービスをセットで提供するものだ(★印が付いているものは別途申し込み、または利用開始設定が必要)。
IP固定電話サービスは、「電話(K)」と「電話(N)」の2種類を用意している。基本的には電話(K)の利用が推奨されるが、タイプ3の契約者については希望に応じて電話(N)を選択することもできる。
【電話(K)】
電話(K)はKDDIが直接提供するワイヤレス固定電話サービスで、au VoLTEを活用している(※4)。月額基本料金は770円だが、Wi-Fiパックの契約者は無料で利用できる。利用開始時に880円の登録料が必要だが、auひかりプラスと同時に申し込んだ場合は無料となる。国内宛の通話料金は以下の通りだ。
本サービスでは、以下の有料/無料オプションサービスが用意されている(いずれも要申し込み:★印はWi-Fiパック契約時は無料)。
また、本サービスとau/povo1.0携帯電話を一緒に契約している場合「auまとめトーク」の対象となる。適用条件はWebサイトを確認してほしい
(※4)仕組みの都合で、110番/118番/119番への緊急通報時は携帯電話としての電話番号が通知される
【電話(N)】
電話(N)は、NTT東日本/NTT西日本の「ひかり電話」ベースのSIPを使ったIP固定電話サービスだ。タイプ3のユーザーのうち、主にひかり電話(またはひかり電話ベースのIP固定電話サービス)を継続利用したい場合の選択肢となる。
なお、電話(N)についてはISP(※5)が提供主体となるため、プランやオプションサービスの設定/料金はISPごとに異なる。
(※5)当該ISPがひかり電話ベースのIP固定電話サービスを提供していない場合は、NTT東日本またはNTT西日本がひかり電話を提供する
冒頭で触れた通り、auひかりプラスの料金は回線サービスの内容や選択するISPによって異なる。KDDIは以下の通りビッグローブで2年契約した場合の料金例を示している(ホームは戸建て向け、マンションは分譲住宅向け)。
(※6)ワイヤレス以外のプランにおける光回線開通前も同額
(※7)フレッツ光/他の光コラボレーション事業者からの転用の場合は「サービス登録料4950円+工事費3300円(合計8250円)」となる
本サービスの契約者がISPを問わず利用できる割引サービスは以下の通りだ。
auひかりプラスの契約者がau携帯電話を契約している場合は「auスマートバリュー」、UQ mobile携帯電話を契約している場合は「自宅セット割 インターネットコース」を適用することで携帯電話の月額料金がプランによって550〜1100円引きとなる。適用には申し込みが必要だ。
auひかりプラスの光回線付きプランを申し込んだ場合、契約当月を含む最大4カ月間の基本料金(4642円)とルーターレンタル料(858円)を全額割り引く。ただし、以下のいずれかに当てはまると割引が終了する。
auひかりプラスと同時にWi-Fiパックを申し込んだ場合、利用開始月に加えて最大12カ月間(通算で最大13カ月)のWi-Fiパック利用料金(770円)を無料とする。
光回線で工事費が発生した場合、光回線の開通翌月から工事費と同額を24カ月間割り引く。開通翌月から2年間使えば、工事費は実質無料となる。
なお、以下のいずれかの条件を満たす場合はこの割引は適用されない。
auひかりプラスの契約者がWi-Fiパックと小売電力サービス「auでんき」を併せて契約すると、Wi-Fiパックの月額料金が330円引きとなる。ただし、Wi-Fiパック デビュー割の適用中は、デビュー割が優先される(割引の重畳はできない)。
auひかりプラスの料金を「au PAY ゴールドカード」で支払うと、料金の最大9%相当の「Potaポイント」の追加還元を受けられる(通常付与と合わせて最大10%還元)。ただし、auスマートバリューまたは自宅セット割 インターネットコースが適用済みであることが前提条件となるので注意しよう。
auひかりプラスは、インターネット接続に使うISPを選択して契約する形態を取る。9月4日時点で選択できるISPは以下の通りだ。
なお繰り返しだが、月額料金は回線サービスの内容や選択するISPによって異なる。詳細はサービス開始日までに各社から公表される見通しだ。
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