「au Starlink Direct」の海外ローミング対応機種、Apple Watch 5機種へ拡大 9月15日から順次

» 2026年09月11日 16時55分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 KDDIは衛星直接通信サービス「au Starlink Direct」の海外ローミングについて9月15日から順次Apple Watch 5機種へ対応範囲を拡大すると発表した。空が見える場所であれば地上波の圏外エリアでも通信できるサービスだ。最新モデルのApple Watch Series 12やApple Watch Ultra 4をはじめとする対象機種で海外の圏外エリアにおけるメッセージ送受信や位置情報共有を可能にする。

AppleWatch au Starlink Direct KDDIは9月15日から順次、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」の海外ローミングに、Apple Watch 5機種が対応することを発表した

 海外の対象圏外エリアではSMSやiMessageによるテキストメッセージの送受信や人を探す機能を活用した現在位置情報の共有が利用できる。渡航先でiPhoneのバッテリーが切れた場合やスマホを置いたまま行動している際でもApple Watch単体で連絡や位置共有を行えるため非常時やアウトドアでの安全性が向上する。なお緊急地震速報などの緊急速報受信機能は日本国内のみの対応であり海外ローミング時は非対応だ。

 海外ローミングの衛星通信に対応するのはGPS + CellularモデルのApple Watch 5機種だ。対象機種は次の通り。

  • Apple Watch Series 12
  • Apple Watch Ultra 4
  • Apple Watch Series 11
  • Apple Watch SE 3
  • Apple Watch Ultra 3

 利用には最新OSへのアップデートが必要となる。海外の提携事業者が採用しているStarlinkの周波数帯に対応している必要があるため国内利用と海外利用で対象機種が異なる。

 対象国はiPhoneと同様にアメリカ、カナダ、フィリピン、ニュージーランドの4カ国だ。対象者は対象のApple Watchでナンバーシェアまたはウォッチナンバーを利用中のお客さまだ。利用料金は当面無料とし事前申し込みも当面不要だ。渡航前にOSとアプリを最新版へアップデートした上で設定からデータローミングと衛星通信を有効にすることで利用できる。

AppleWatch au Starlink Direct Apple Watch向けau Starlink Direct提供概要(利用可能サービス、対応機種、対象者)

 Apple Watchはスマートフォンと比較してアンテナサイズが非常に小さいという構造上の課題があるものの、KDDIとして日頃から端末メーカーとの技術協議や検証を重ねてきたことが、今回の迅速な対応を実現させたという。

【更新:9月11日19時31分】いち早く新機種に対応を拡大できる理由について追記を行いました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  4. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  7. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー