米Googleは1月27日、検索結果に自分の友人のアクティビティを反映させる機能「Social Search」をβ公開したと発表した。まずは英語版Googleでの英語での検索に対応する。
Social Searchは2009年10月26日にGoogle Labsで実験的に開始したサービス。Googleアカウントでログインして検索すると、そのアカウントに関連づけられたコミュニティー(social circleと呼んでいる)内の友人によるコンテンツが検索結果として「Results from your social circle for 〜」というコーナーに表示される。
コミュニティーに含まれるのは、GmailやGoogle Talkのコンタクトリストに含まれるアカウント、Googleプロフィールに登録しているTwitterやFriendFeedでの友人、Google Readerに登録しているソースなど。このコミュニティーはGoogleプロフィールで編集できる。Googleは、一般的な検索結果も有効ではあるが、自分の友人の意見であればさらに信頼できると考えてこの機能を追加したという。
β公開に当たり、新たにGoogleの画像検索に対応した。画像検索の結果に、コミュニティー内の友人がPicasaやFlickrで公開している画像が含まれる。
また、Social Searchのコーナーに「My social circle」と「My social content」というリンクが追加された。前者をクリックすると、自分のコミュニティーに含まれる友人の名前とその友人が利用しているサービス、自分とどのサービスでつながっているかが表示される。
My social contentをクリックすると、自分が公開していて友人の検索結果に表示される可能性のあるコンテンツの一覧が表示される。
Googleはソーシャルな情報には大きな可能性があると考えており、今後さらにソーシャルな機能に注力していくとしている。
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