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Oracle、元HP会長兼CEOのマーク・ハード氏を社長に指名

» 2010年09月07日 11時47分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
hurd マーク・ハード氏

 米Oracleは9月6日(現地時間)、8月にHewlett-Packard(HP)の会長兼CEOを退いたマーク・ハード氏を社長に指名したと発表した。同氏はラリー・エリソンCEOの直属となってサフラ・カッツ氏と共同社長を務め、Oracleの取締役にも就任する。

 エリソン氏は「マークはHPで素晴らしい仕事を成し遂げた。Oracleでのさらなる活躍を期待している。マークはTeradataがNCRに買収された際、ハードウェアとソフトウェアの統合の先駆者となった」と語った。

phil チャールズ・フィリップス氏

 ハード氏は「ソフトウェアとハードウェアの統合という戦略で、Oracleはサーバおよびストレージ市場で米IBMを打ち負かせると確信している。IT業界で最も革新的な技術チームの一員になれることを喜んでいる」と語った。

 Oracleはまた、チャールズ・フィリップス氏が同日、Oracleの社長および取締役を辞任すると発表した。エリソンCEOは「昨年12月にチャールズが辞意を伝えてきたとき、わたしはSunの統合が完了するまで残ってほしいと頼んだ。彼の才能とリーダーシップを失うのは残念だが、彼の決断を尊重する」と述べた。

変更履歴:冒頭で社名の記載を誤っておりました。お詫びして訂正いたします。[2010/09/07 18:00]

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