BTO対応のコンボドライブ搭載B5ファイルサイズノート――エプソンダイレクト Endeavor NT330(1/4 ページ)

» 2004年02月02日 16時57分 公開
[河野寿,ITmedia]

B5ファイルサイズにスリムコンボを内蔵

 「Endeavor NT330」(以下、NT330)は、従来よりエプソンダイレクトが販売しているB5ファイルサイズノートPC「Endeavor NT300」とほぼ同じような外観をしているが、ケースのサイズは幅275×奥行き235×高さ25〜31ミリなので、NT300と比べると、光学ドライブを内蔵した分だけ本体が厚めである。

 ちなみにNT300の寸法は、275×232×17〜25ミリなので、奥行きが3ミリ、厚みが8〜6ミリほど小さいことになる。なお、これらの数値は「軽量バッテリー」を搭載した時のサイズで、大容量の「長時間バッテリー」を取り付けると、奥行きが245ミリと10ミリほど大きくなる。

コンボドライブが搭載された「Endeavor NT330」

 NT330のサイズは「B5ファイルサイズ」とあるように、B5サイズよりも一回り大きい。どちらかといえばB5というよりもA4サイズに近いと思った方がいいだろう。

 とはいえ、厚みがあまりないこともあって、光学ドライブを内蔵したノートPCであることを考えれば、携帯型ノートPCとしてもまずは許せる大きさといえる。

 キーボードやタッチパッド周りにも見られるように、このマシンは“フラットさ”を意識したデザインとなっているようだ。こうしたデザインについては好みもあろうが、あまり出っ張りがないために、カバンに収納しやすいというメリットはある。

折りたたむとかなり平らに見える

 携帯性を重視する人ならば、大きさもさることながら、重さが気になるところだ。NT330の重量は、軽量バッテリーを搭載した場合で1.54キロである。コンボドライブを搭載しているとはいえ、この数字は、今日の携帯用ノートPCとしては軽いとまでは言えない。

 さらに、後述するように、軽量バッテリーは持ちがあまりよくないので、実用性を重視して長時間バッテリーを装着する人も多いだろう。すると、1.68キロとさらに重くなる。幸いにして、ACアダプタはあまり大きくなく、重量も200グラムと軽いため、トータルの重量がそれほど増えないのは救いだ。

付属のACアダプタはコンパクトで軽量だ

格安から性能重視まで選択の幅は広い

 まずはスペックを見てみよう。NT330はBTO(Build To Order)で購入するマシンなので、CPUやメモリ、HDDの選択肢が多い。

 CPUは、Celeron M/1.2GHzとPentium Mの1.4/1.5/1.6/1.7GHzからチョイス可能である。FSBはどのCPUでも400MHz、チップセットもIntelの855GMEで同じだ。

 Celeron Mは2004年1月に発表された廉価版のCPUで、Pentium Mと比較すると、L2キャッシュ容量は半分の512Kバイトとなっている。データシートによれば、Pentium Mは1.7〜1.5GHz版こそ24.5ワットのTDP(Thermal Design Power:熱設計消費電力)だが、1.2GHz版では12ワットと消費電力がかなり低い。これに対しCeleron Mは、1.2/1.3GHz版ともに24.5ワットのTDPとなっている。キャッシュ容量が半分になったので消費電力も減少しているかと思いきや、Pentium Mよりも性能はよくないのに、消費電力はPentium Mの上位クロック版に近いという、ちょっと損なCPUである。

 メモリは基板上に256Mバイトが標準で搭載されている。それ以上のメモリを搭載したい場合は、増設スロットが背面に1基用意されているので、ここにメモリモジュールを挿入すればよい。モジュールとして使用できるのは128/256/512Mバイトのいずれかで、もちろん製品購入時にBTOで選択することもできる。基板に載っているメモリと合わせれば、最大768Mバイトまでメモリを拡張できる。

 なお、メモリモジュールはMicroDIMM仕様のPC2700 DDR SDRAMなので、自分で購入する場合はSO-DIMM仕様のものより若干入手しにくいかもしれない。

メモリは背面のネジを1個外すと簡単に増設できる
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