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» 2004年06月06日 01時51分 公開

取材の最後は小間物ブースでキワモノと遭遇した今週はCOMPUTEX TAIPEI 2004で右往左往した(1/2 ページ)

「COMPUTEX TAIPEI!」と問われれば「キワモノ!!」とすぐに答えが返ってくる、ということではないけれど、「Components & Parts Area」には、細かいブースがワサワサガサガサとひしめき合っていた。

[長浜和也,ITmedia]

 メジャーブースがひしめき合う「Hall 2」には日本でも有名なメジャーベンダーが大規模なブースを展開しているが、それ以外にも、最小区画単位で仕切られたブースでがんばっている多くのマイナーベンダーもユニークな製品を展示している。

 これらのブースのほとんどは、日本のユーザーにその名を知られていないものの、大手メーカーに部品を供給していたりノートPCの筐体パネルを製造していたりと、製品そのものは日本国内でも広く流通している。

 彼ら中堅ベンダーにとって、COMPUTEX TAIPEIとは、日本で製品を流通させるために、取り扱ってくれる日本の業者を捜し求めるためのイベントでもある(というか、こちらが本来の目的であるわけだが)。ここでは、彼らがこれから日本で広めようとしているキワモノ、いや「ユニークなパーツ」を紹介しよう。

去年のグッズ系で盛り上がったのは「光もの」だったが、今年はそれほど目新しいものもなく数も減っているという。その代わりに今年は水冷ユニットが多数展示されていた。水冷初心者のために、ポンプとタンクを兼ねた一つのユニットとヒートジャケットをパイプでつないだ使いやすいものが主流。XM Technologiesの「VECTRA」はワンユニット水冷クーラーと天板に設けたファンをケースに組み込んだもの。5インチドライブベイのある給水口から車用冷却液を注入する
水冷クーラーユニットのパイオニア「ポセイドン」を送り出している3R Systemは、新しいシステムのエンジニアリングサンプルを展示。システムとクーラーユニットのために搭載した2台の電源ユニットも含めて完全なファンレスを実現。ケースのサイドパネルの全面に大型のラジエターユニットが取り付けられている
昨年のCOMPUTEX TAIPEIでも登場して「ジョークグッズだろう」とうわさされた「水槽クーラー」が今年も展示。だが、Global WINのスタッフはまじめに製品化したらしく現在香港などで販売中。熱交換ユニットに改良が加えられたが、昔のビルの屋上にあったセントラル方式クーラーのように、上から散水して熱を放出する仕組みになっている。水がオープンになっているわけで、ケースに組み込むのはちょっと怖いかも。展示でも熱交換ユニットを外に出して、去年と同じように水槽に浮かべていた。ちなみに「金魚はセットに含まれていない」
今年のクーラーユニットで目立ったのが、フィンを積み重ねたタワー型のヒートシンクにファンを組み合わせたもの。BTXの影響もあると思うが……
だからって、ファンも積み重ねればいい、というものではないし、
ファンがデカければとてもいいっ、というものでもないでしょう

冷却グッズで一番注目を集めたのは、IwillのデュアルOpteron搭載キューブPC「ZMAX dp」に搭載されたクーラーユニット。Iwillが得意とする薄型のミニPC「ZPC」シリーズで使えるクーラーユニットもヒートパイプを使った大型のものだが、うまくケースの中に納まっているのを見ると、感動すらしてしまう

CHAUN-CHOUNG Technologyは、IBMや東芝などの日本のノートPCベンダーにクーラーユニットを供給している。このブースではヒートパイプの仕組みをプレートに応用した「ヒートパネル」を組み込んだ高効率のCPUクーラーや、現在開発中でヒートパイプにウォータータンクを取り付けて循環させるようにした「ループヒートパイプ」をコンセプトモデルとして展示。ループヒートパイプについて「ヒートパイプとウォータークーラーの仕組みを組み合わせたハイブリッドタイプか」と聞いたところ「どちらかというとヒートパイプ&スチームクーラーだ」という答えが返ってきたので、熱伝達と放熱の仕組みはヒートパイプと大きく変わらないものと思われる
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