簡単にWebサイトをフィルタリングできるソフト――InterSafe Personal(1/2 ページ)

» 2004年08月04日 12時00分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

フィルタリングソフトは重要だ

 筆者には小学4年生の子どもがいる。自分用のPCは与えず、あえて筆者のデスクトップマシンを共有する形で使わせているが、Shockwaveなどで提供されているゲームサイトで遊んだり、ゲームの攻略サイトに行ったり、NHKの「子ども情報」のサイトを見たり、はたまたgoogleで検索したりと、彼なりにインターネットを楽しんでいるようである。

 一度、スタートページが英語のよく分からない表示に変わっていたときには焦ったが、基本的にはアクセス制限はかけておらず、せいぜいWindows XPの管理者ユーザーから外して、ソフトを勝手にインストールできないようにする程度のものだった。しかし先日九州で起きた悲しい事件もあったりして、あまり野放しにしておいてもよくないだろうと思っていた。

 そんなところに飛び込んできたのが、アルプス システム インテグレーション(以下、ALSI)のWebフィルタリングソフト「InterSafe Personalを夏休み期間中無償で提供」というニュースだった。是非とも使ってみようと思い、早速ダウンロードしてインストールしてみた。

 フィルタリングソフトというと、エンタープライズ(企業向け分野)の世界では当たり前のようになりつつもあるが、コンシューマーではあまり馴染みがない。ウイルス対策ソフトはインストールしているが、「Webフィルタリングソフトって何?」という人がまだ多いのが現状だろう。

 今回無償で提供されている「InterSafe Personal」の元になっている「InterSafe」は、ALSIが開発したフィルタリングソフトだ。こちらは企業や学校を中心に導入されている。データベースをサーバ上に持ち、「出会い」や「アダルト」「掲示板」「チャット」といったカテゴリが40項目ほど分類されており、約2200万件以上のWebサイトを登録している(2004年6月現在)。

 フィルタリングすべきWebサイトは、教員経験者を中心とした約30人のスタッフにより、目視で確認して登録しているという。このためロボット巡回などのように、自動で検索している場合とは異なり、確実に目的のサイトをシャットダウンできるわけだ。

項目を選ぶだけで簡単にアクセス制限

 では、InterSafe Personalの画面を見ながら説明していこう。インストールすると、右下のタスクバーに常駐する。アイコンをクリックすると、パスワード入力画面が現れ、ここでインストール時に設定したパスワードを入力することで、管理画面へのアクセスが可能となる。

 フィルタリングのレベルとしては、デフォルトで「子ども」「未成年」「成人」の3種類が用意されている。それぞれの種類に応じて、制限されている項目が異なるわけだ。

赤い枠で囲んだのがInterSafe Personalのアイコン。これをクリックしてパスワードを入力すると、管理画面が表示される
管理画面。デフォルトでは「子ども」に設定されている。このボタンが「ON」だとアクセス制限中。「OFF」にすれば制限は解除される

 アクセス制限の項目を変更するためには、管理画面の「こだわり設定」から設定を変更すればよい。チェックボックスになっているので、アクセスを可能にする、もしくは制限する項目を選んでチェックするだけだ。

 ただし、デフォルトで用意されている3つの設定自体は変更できない。「子ども」などをテンプレートとして選んでカスタマイズする場合は、新たに自分で設定名を登録する必要がある。

カテゴリはチェックボックスになっているので、制限したい場合はチェックを入れ、解除する場合はチェックを外すだけ。デフォルトで用意されている設定を変更する場合は、「この設定の名前」のところに新たに名前を付けて登録する

すべてのブラウザに対応する強力なフィルタリング機能

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月04日 更新
  1. 超大画面ディスプレイを持ち運べるスマートグラス「VITURE Beast」を2週間使って分かったこと (2026年06月02日)
  2. NVIDIAが新型プロセッサ「RTX Spark」でWindows PCに“再挑戦” 搭載PCは2026年秋に登場 (2026年06月01日)
  3. メインストリームPCにも最新技術を――Ultraのない「Coreプロセッサ(シリーズ3)」搭載AI PCは2カ月弱で70超に (2026年06月03日)
  4. デル、最新AMD Ryzen AI/Ryzen 100シリーズ搭載のCopilot+ PC「Dell S」などを発売 発表会レポート (2026年06月03日)
  5. 今度はゲームボーイ風! 7型液晶と操作ボタン付きドッキングステーション「Wokyis G7」を見てきた (2026年06月03日)
  6. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  7. Windows 11のレスポンス改善が徐々に浸透中 最新アップデートの実力とMicrosoft AI戦略の転換点 (2026年06月01日)
  8. 「最初は高いが、かえって安い」顧客満足度1位を支えるモノ作り VAIOの糸岡社長が語る“値上げ”の真意と次なる挑戦 (2026年06月03日)
  9. 初の液冷やLPCAMM2採用、全モデル5G対応も レノボが熱設計を一新した新型ワークステーションなど7機種を発表 (2026年06月03日)
  10. 乾電池で動く迷彩柄の屋外用監視カメラ ソースネクストが9980円で発売 (2026年06月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー