1位 薄くて小さなボディに手ブレ補正あり、の最強コンパクトデジカメ――松下 LUMIX DMC-FX7
2位 きょうはASUS「EAX800XT」でPCI Express X16でも3DMark03を「saku saku」動かしてみた
3位 新エンジン搭載の12倍ズーム+手ブレ補正高級コンパクトデジカメ――LUMIX DMC-FZ20
4位 赤坂タブレットPC編集記者 Vol.6:ゆかゆか、OG訪問を受ける
6位 まだ夏気分のアキバでひそかな人気、雷多き季節に需要高まる製品とは?
7位 最強パーツで完全武装したフラッグシップPC──Endeavor Pro3000
8位 細かなカスタマイズが可能な低価格A4ビジネスノート――HP Compaq Business Notebook nx9030/CT
9位 90センチからの落下や-20〜55度の温度条件にも耐えられるヘビーデューティノートPC
10位 カシオ計算機、超薄型2.8倍ズームのEXILIM CARD、500万画素のEXILIM ZOOMを発表
久々にグラフィックスカードのレビュー記事が上位にランクインして「ひと安心」するパーツ担当記者だが、PCI Express X16対応として初めて出荷されたハイエンドGPU「RADEON X800XT」を搭載した製品とあって、ユーザーの注目を集めたようだ。
「3DMark03のScore値を少しでも上げる」ことに、資金と時間を費やしている「ハイエンドグラフィックスカード命」ユーザーにとって、PCI Express対応プラットフォームに移行するか否かは実に悩ましい問題である。
これさき、最高クロックのCPUを入手できるのはLGA775対応のPentium 4であるのだが、最強タッグを作るために大事なもう一方のグラフィックスカードは、夏も終わるというのにようやくRADEON X800XTが少量登場したのみ。今年の春に「ATIは全面的にPCI Expressネイティブ製品を投入する」と張り切っていたはずだが、AGP対応製品が先行したハイエンドGPUは「市場への供給がとっても遅れているようだ」(パーツベンダー関係者談)
今年初めは「PCI Expressへのネイティブ対応は時期尚早」という姿勢を打ち出していたNVIDIAだが、NV45の説明の中で「これから登場するGeForce 6シリーズはすべてPCI Expressに対応させる」と述べるなど、ここに来て「We LOVE PCI Express」というそぶりを見せ始めている。そのとき示したロードマップにAGP対応のGeForce 6シリーズが存在していなかったのは、PCI Expressに対するNVIDAの想いの変わりようを示していたように思える。
ところが、先日発表されたNV43こと、GeForce 6600ファミリーがPCI Expressネイティブ対応となって「NVIDIAもPCI Expressに本腰を入れ始めたか?」と思いきや、「HSIを実装したAGP対応バージョンもありえる」と、依然として腰が定まらない様子。
先日のSLI国内デモで動作していた「期待のNV45」も、パーツベンダーの多くは「まずはGeFore 6600。その次にGeForce 6600GT。NV45はその次にするつもりだけど、どうにもこうにも、むにゃむにゃむにゃ」と先の見えないことおびただしい。
次から次へと登場するPCI Express対応製品を見ていると、PCI Expressへの移行は今年中にも「完遂」しそうな勢いだが、パーツショップの声を集めてみると依然として「Intel 875P/865マザーとAGPグラフィックスカードの売り上げが圧倒」という。
「もう少しするとFSB1066MHzなんて話も聞こえてきそうだし、いやはやまったく、どうしようかね」と、パワーユーザーとショップとパーツベンダーの悩みは、もうしばらく尽きそうにないようだ。
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