手づくりLet'snote工房に参加してみました自作PCユーザーのための夏休み工作教室:番外編(1/2 ページ)

» 2004年09月15日 11時00分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

あなたの子供もIT戦士に!「夏休みPC組み立て教室」

 夏休み終了直前となる8月28日に「2004年 手づくりLet's note工房」が松下電器産業の神戸工場で開催された。去年も開催しており認知度もそれなりにあるのだが、去年が7・8月の2回の開催だったのに対し、今年は製造ラインの都合により1回のみで、受け入れ人員も前回の30×2=60名から40名とダウン。しかしやはり人気は高く、抽選倍率はなんと20倍を突破したという。

 応募可能なのは小学4年生〜高校3年生(対象年齢は9歳以上18歳以下)。それに加えて保護者の付き添いが可能だ。そこで筆者は関西在住の甥、姪をダシ(金は出すがマシンはこっちで引き取る)にして都合3通応募したのだが、ヨコシマな思いが届くはずもなく落選。見学のみでガマンすることとなった。

素材はLet's note LIGHT R3。受講料12万円也

 この手づくりLet's note工房はノートPCを自分で組み立てできるのが人気のポイントだが、参加費用も12万円必要だ。

 Let's note R3の市場価格は大手量販店で19万円前後、直販サイトでは20万2000円程度というところ。さらにキーボードと天板がカスタマイズできるので、場合によっては21万円以上するものが12万円というコストパフォーマンスが、親の心もくすぐる内容?となっている(ただし現在のLet's noteの保証期間は登録すれば3年だが、手作り工房のものは1年)。

 過熱した応募競争に関しては、男子500名弱、女子300名強の応募が。これに対して当選者は40名で、男女比は1:1の20名ずつになったとのこと。若干だが女子有利となった。

 神戸工場へは、神戸の中心から地下鉄で約30分の西神中央駅からバスか車で行けるが、車は意外と迷うとのこと。東京から行ったので迷わずバスを選んだ。実はバスと言っても路線バスもあるが、今回は送迎シャトルが出るという話だったのでそれに同乗させてもらうことにした。

 すぐに気づいたのは「人が多い」ということ。組み立てには2名に1人「先生」が付くのでこれだけで20名、さらに司会役やらなにやらと総計40名のスタッフが今日のために参加した計算になる。神戸工場には350名のスタッフがいるということなので、休日にもかかわらず1割以上の方が対応しているのには驚いた。スタッフサイドとしては、特に製造ラインに関わるメンバーはユーザーと直接触れる機会が少なく、楽しんでいるとのこと。

奥の黒いエプロンを付けたのが先生で20名+司会、手前に座っているのが生徒で40名。

半完成?キット90分一本勝負

 組み立ては本来ならば工場の組み立てラインを使う予定と伺っていたのだが、製造が立て込んでおり、このため今年は2回の開催もできなかったとのこと。組み立ては今回から導入された別の作業台を使うこととなった。

 小学生でも組み立て可能ということで、部品点数の少ないLet'snote LIGHT R3が選ばれたということだが、さらに組立工程(全部で17)もやや簡略化されており、まずボトムケースにマザーボードが据え付けられ、さらにSDカードスロットパーツもはめ込まれたているものにネジでスロットパーツを止めるところから開始した。

 ちなみに組み立て予定時間は1.5時間で、ほぼ時間通りに作業は終了した。しかし同じ事を熟練作業員が行うとどの程度かかるのかというと「5分以内」だそうだ。以下、写真でどうぞ。

今回はセル式組み立てラインを使わず、特製机を使っての組み立てとなった。組立工程は写真では見えないが、右手にある大モニターに、中心となる「大先生」の作業内容が写っている
こちらが大先生の組立環境。上にもパイプが伸びており各種工具などが取り付けられるのが本来のセル組み立てライン用の机らしい。今回はワイヤレスマイクとモニター用のビデオカメラも取り付けられていた
組み立て開始時点。あらかじめ部品類は整然と並べられており、細かいパーツ類は袋に分けられているキット感覚だ。手前に見えるのが組立マニュアル。全体と部分拡大でわかりやすい

組み立て開始

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