1位 本気かウケ狙いか、スシ型USBメモリ登場――ソリッドアライアンス
5位 やっと涼しくなったから、きょうはファンレス&ファンコン搭載GeForce 6800の熱を測ってみようかな
6位 新デザインの省スペース筐体を採用したコストパフォーマンスPC──エプソンダイレクト EDiCube MR1300
8位 単三形電池が使えるコンパクト500万画素機――Optio S50
9位 なんと、165万9000円――ソリッドアライアンス、12Gバイトコンパクトフラッシュ発売
10位 「PCにジオラマ組んじゃいました、てへ♪」とか言うな――オウルテックブース
肝心のWPC関連記事は、第2位に最近ITmediaで急増中である「マウスフリーク」の琴線に触れた「電池がないのにワイヤレスマウス」がランクイン、第3位にも最近ITmediaで急増中の「お姉さんフリーク」を狙い撃ちにした「編集長Iはお姉さんと一緒でムフフ」記事。
いやはや、私が担当したPC系ネタはTOP10にかすりもしなかったのでありますが、記事で紹介していなかった「Panasonic」ブースでの一コマをここで少々。
WPC EXPO 2004に参加したPC関連メーカーはその名もズバリ「PC/インターネットゾーン」と、ちょっと関係なさそうな「AV機器/モバイル/デジカメゾーン」に分かれてブースを構えていたが、PC/インターネットゾーンでは「インテリアセット」が主役だったのに対して、「AV機器/モバイル/デジカメゾーン」は、Panasonicやシャープ、さらにはビクターにカシオ計算機に至るまで、PCを全面に展示した硬派なブースを展開していたのは興味深いところ。
さて、その中のPanasonicブースで知り合いの開発担当者と雑談を交わしていた記者の目の前に、いきなり「バッテリーを削って軽量化したLet's note R3」を手にしたスタッフが飛び込んできた。
「どうぞどうぞ、手にとってこの軽さを体感してください。ムフームフー」と意気込むあまり、その鼻息は猛烈で、激しくて、荒い。だが、そのR3を手にとると「か、軽い」 ただでさえ軽かったR3が、これはもうモック並み。さすがに実物を手にしたときのインパクトは絶大だ。会場で手にして「ううぅ〜む」と唸ったレッツラーも多かったのではないだろうか。
「いや軽いっすね。確かに通勤で使うなら3時間でもいいかも……」と語る記者の脇で、「知り合いの担当者」は複雑な表情。そ、そうだった。Let's noteの存在意義は「軽さ」「バッテリー駆動」「パフォーマンス」に特化したスペックバランスじゃないか。
バッテリー駆動時間を削って軽量化を図ることを「善し」としたとき、これまで「Let's noteを軽量化するつもりが自分の身も削ってしまった」というのがシャレでなかった開発現場の思いはどうなるのだろうか。
などなど、つらつら思いながら、いままで、多くの開発者達の話を聞いてきた記者としては、胸中複雑になってしまったのも否定できない事実である。熱きレッツラーの皆さんはどうだろうか。
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