今度はケースの扉を開けて、ベイの構造を確認する達人。
GHS-1500のベイは引き出すタイプのスライド式になっており、据え付けのベイシャシーをドライブ類に取り付けてはめ込む構造になっている。このあたりも従来のケースのような横からケーブル類を縫ってドライバを差し込んでねじをはずして……というような、ちまちました作業をしないで済むのはやはりこのケース買ってよかったなぁとか思ったりして。
取り付けに手間取らない5インチ型の光学ドライブを最初に取り付けた。
次にHDDの装着に取りかかる。GHS-1500には、3.5インチデバイス用のマウントが付属していないため、ノーブランドのHDD用3基装着型マウントを2台と、残り2台のHDD用、FDD用に1基装着型マウント3台を追加した。価格は、3基装着型が2980円、1基型が980円で、計8880円。
ここまで途中で熟考時間はありつつも順調に進んでいたが、問題が発生した。マウントのフロントカバーが引っかかってしまい、スライドレールと本体とをねじ止めできないのである。
よもや断念、HDDマウント買い直しか……と思われた。
しかし達人、マウントのフロントカバーを分解すれば装着できるといい、さっそく作業しだした。この辺りの機転は達人ならではだ。もはや「大人買い」に慣れてしまった頭では「買い直す」という方法しか思いつかなかった自分が恥ずかしい。
HDDマウントを観察し、そのフロントカバーを取っ払ってしまえばはまりそうだということが分かったという。そのカバーはナットで固定されているのみで、それをはずしてもマウンタとしての機能は損なわない仕様であるようだ。
ちなみに現在の経過時間は約2時間30分。
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