第15回 自分撮りと手ぶれとストロボの関係:今日から始めるデジカメ撮影術(1/2 ページ)

» 2005年02月10日 12時13分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 聞いたところによると、女の子がデジカメを買うと最初の被写体は「自分」らしい。そして、女の子は自分撮り写真が上手だ。やはり普段から鏡を見慣れてるせいなのか、表情の作り方やポーズのつけ方が上手いのだ。まあ男がポーズつけてる自分撮りは見たくないので、それはそれでいいんだけれども。でも、自分撮りがうまくいかない、自分撮りだと失敗しやすいという人もいるはず。

 今回は「自分撮り」がメインの室内編と、「自分と一緒に風景も撮ってみよう」という屋外編を、各種小道具を交えて挑戦してみる。

室内では手ぶれに気をつけて

 室内で自分撮り、というとだいたい方法は3つ。

 1つめは鏡に向かって撮る。これはなかなかお手軽。姿見があるととてもやりやすい。カメラの位置を少し下げ、顔を隠さないようにして撮ろう。

 この場合のポイントは目線。構図を気にしすぎてついつい液晶モニタを見ながら撮っちゃうと、写った写真は下を向いたものになる。いつもの調子で「鏡の中の自分」を見ちゃうと、今度は視線が上向きに映る。正解は「鏡の中のレンズを見てシャッターを押す」。そうするとカメラ目線になるのだ。液晶モニタを見て構図を決めたら、鏡の中のレンズを見て撮影するべし。

 さらに手ぶれにも気をつけよう。フラッシュを焚くと鏡の中のカメラが白く光ってるだけの写真になる。片手で撮ると……部屋が明るくてカメラをしっかり持っていればけっこう大丈夫なものだが、やはりカメラになれてないと難しいもの。そういうときは上手く左手を下から添えてやると格段に安定する。

ストロボを焚いてしまった
鏡の中の自分を見ちゃうと視線がこうなる。しかも手ぶれっ
鏡の中のレンズをちゃんと見ながら撮るとOK。ポーズは真正面よりちょっとひねる感じが吉

 あと、撮ってみて顔が暗いなと思ったら「プラスの露出補正」をしてやるといい。鏡の中に部屋の照明が映り込んでいると逆光状態になって顔が暗く写りがちなので注意。

 2つめはセルフタイマー。ミニ三脚が1つあると便利だけど、最近はペットボトルにカメラを取り付けるお遊びなアイテムもある。いろいろと工夫してみよう。

ペットボトル三脚
窓からの明かりをうまく使って撮影。外光や照明をうまく使おう

 3つめは一番ありがちな「手を伸ばして撮る」。自分撮りの王道だ。気をつけるのはピント。実は手を伸ばして撮るときの顔との距離は5〜60センチ。けっこう微妙な距離なのだ。機種によっては「マクロモード」にした方がいい。撮ってみてピントが合わないことが多いなと思ったら、マクロモードにしてみるべし。

 普通のデジカメだと、自分撮り時は左右逆になるので左手で持つことになってシャッターを押しづらいので手ぶれにも注意したい。右手で持って撮りたいなら、縦位置にしてみるのも手だしフラッシュを焚いてみるのも手だ。

 レンズが回転するデジカメ(ソニーの「DSC-F88」やペンタックスの「Optio X」など)だと、右手は普段のカメラの握り方で自分を撮れるのでよい。

 あとはいろんなポーズで撮ってみよう。下から撮る、正面から撮る、上から撮るの3種類用意したが、それだけで雰囲気が変わるのが分かると思う。下から撮った方が大人っぽく写る傾向がある。自分をどう見せたいかというのにもかかわってくるのだ。

下から撮影
上から撮影
正面から撮影

 そうそう、いつでも気が向いたとき自分撮りができるよう、背景となる部屋の中を片づけておくのはよいことだ。

 自分の部屋だと時間もたっぷりあるし、いつでも撮れるし、誰かに見られるわけでもないので、いろんなシチュエーションでいろんな撮り方を研究してみるといい。正面から撮るだけじゃなくて身体をひねってみたり斜めから撮ってみたり表情をつけてみたり。ちょっとした工夫で大きく変わるのが分かるはずだ。

屋外ではワイコンを活用しよう

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