“挑戦的”な液晶テレビ「FTV-201」に挑むレビュー(2/3 ページ)

» 2005年03月08日 16時22分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 AC電源は本体に内蔵しており、一般的な電源ケーブルを背面に接続して利用する。スタンド部分にはケーブルを取りまとめる部分もあり、配線をすっきり見えにくくすることも可能だ。

 おもしろのが接続端子群だ。右側面のちょっと奥まった位置に縦一列に並んでおり、設置後でもケーブルの抜き差しがやりやすい。アンテナ入力もこの部分にあり、ケーブルを通す空間が空いたカバーも付属している。

photo リビングに設置して、ノートPCを不定期に使うといった人なら、このコネクタの位置は便利だ

 2系統のAV入力はコンポーネントかコンポジット、S端子かコンポジットの組み合わせであり、コンポーネント入力を利用しない場合での2系統のAV入力が可能だ。これにアナログRGB入力が加わる。単にスペースの問題なのかもしれないが、アナログRGBの音声入力がステレオミニプラグという点も親切だろう。PC側の音声出力は大抵ステレオミニプラグだからだ。

入力信号に合わせた設定が可能

 明るさやコントラストといった画質の設定は、PC接続用のRGB入力と、ビデオ入力、そしてテレビがそれぞれ独立している。たとえば映像を見るときには明るくダイナミックな画質に、PC接続では見やすさ優先の落ち着いた画質にするといった設定が可能になる。

photo オンスクリーン表示は全て日本語(他国語も選択可能)
photo テレビ表示時にはスリープタイマーなども利用できる

 おもしろいのは、アナログテレビの視聴時にチャンネルに合わせて放送局名も表示することだ。地域を設定すると、その地域のチャンネルに合わせた放送局名も表示してくれる。こういった安価な液晶テレビはワールドワイド向けの製品を輸入して販売というパターンも珍しくないが、FTV-201は国内利用を強く意識した製品のようだ。さすがにEPG機能などはないが、使っていて価格の安さを感じさせない。

photo 放送局名も表示される。家電メーカーの製品より凝ってる?

アナログRGB入力の画質は?

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