「こだわりが“ひとりよがり”にならない」――それが今年のアキバで売れるパーツ!?週末アキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2005年04月09日 00時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

左右反転上下逆転“こだわり”ケースがアビーより

 調査当日の金曜、アキバ各ショップにアビー製PCケース「AS Enclosure M2」が入荷した。価格は3万9000円前後で、在庫はやや少数。

 カラーバリエーションにブラックとシルバーの2色が用意され、ブラックに比べてシルバーの在庫数がやや少ない状況だった。

photo アビー「AS Enclosure M2」

 AS Enclosure M2は、肉厚のアルミパネルを使ったE-ATXケース。フロントに9基ぶんの5インチベイがあり、その内部に3基ぶんの3.5インチベイステーと、1基ぶんのHDDートシンクを備えている。ベイは1枚板で構成されており、2ミリ厚のアルミパネルでサイド部を覆うことで剛健さを実現している。

 そしてもう1つの特徴がマザーの取り付け位置。一般的には正面から見て右側にマザーボードを固定する(つまり作業は左から)が、AS Enclosure M2 EM2Sはマザーを上下逆に取り付ける仕組みで、左側にマザーボードベースがある。この利点として、フロントの吸気口から背面にかけて直線的にHDDからCPUを冷却できることが挙げられるという。

photo マザーは上下逆に設置する
photo 背面パネルはミラー調。静音タイプの大型ファンが備わる

 入荷したドスパラ秋葉原本店によると「約4万円とかなり高価なケースですが、価格に見合うアイデアが詰まった意欲作ですね。新興メーカーの名刺代わりには十分なパンチ力を持っています」と店員目で見ても結構なシロモンのようだ。

 アビーと言えば、ミラー筐体に現在流行の着脱式ケーブル構造を採用する電源「AS Power」シリーズも結構人気という話も聞く。ちなみに新興メーカーではあるが、同社代表取締役の坂口氏も含めてスタッフの多くは元ソルダムとのことで、ツボの押さえどころはなかなかといったところだろう。

製品アビー「AS Enclosure M2」
入荷ショップ
ワンネス 3万9780円
高速電脳 3万9800円
ドスパラ秋葉原本店 3万9800円

派手好きのあのメーカーはデカさと光にこだわる……も一番冷えるのは?

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月29日 更新
  1. キーボードの中にPCが丸ごとイン! HPが切り開く新ジャンル「キーボード内蔵PC」の使い勝手を徹底検証 (2026年07月28日)
  2. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  3. フルHDより広く4Kより見やすい! 31.5型ディスプレイ「ProLite XUB3297QSNP-B1J」がテレワークにピッタリな理由 (2026年07月29日)
  4. 「AIハイパースケール」でNVIDIAに真っ向勝負を仕掛けるAMD 2030年に向けたロードマップを公開 (2026年07月28日)
  5. ゲーミングPCをリビングに持ち込むとどうなるか? 話題の「Steam Machine」をSteam Deckユーザーが買ってみた (2026年07月29日)
  6. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  7. サンコー、デスクトップPCを吊り下げ固定できるPC台座 (2026年07月28日)
  8. FIIO、同社製DAPを内蔵可能なレトロ調デザインのBluetoothワイヤレススピーカー (2026年07月28日)
  9. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  10. マウス、Ryzen 5を搭載したスタンダード14型/15.6型ノートPC (2026年07月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー