2005年度版DVDオーサリングソフト主要4本の使い勝手を比較する(前編)(2/4 ページ)

» 2005年05月02日 18時00分 公開
[柳谷智宣(アバンギャルド),ITmedia]

特徴機能/操作インタフェース全般

 DVD編集ソフトは、PCにそもそもインストールされていたり、記録型DVDドライブなどにバンドルされることも多く、それをそのまま使用しているユーザーも多いだろうと思われる。

 しかし、DVDを作成するという最終目的は同一ながら、その作業工程における工夫や機能などに様々な違いが存在する。たとえば、DVDメディアの容量にぴったり合わせて画質を調整する機能、必要のないエンコード処理をなるべくやらずに、画質の劣化を防ぎ、作業時間も短縮できるスマートレンダリング機能などである。

ペガシス「TMPGEnc DVD Author 2.0」

 ペガシス「TMPGEnc DVD Author 2.0」は、MPEG編集ソフト「TMPGEnc」で培ったノウハウを満載したオーサリングソフトだ。映像のカット編集からDVDへの書き込みまでができ、新たにタイトルメニューの作成が容易となるウィザード形式を取り入れた。またDolby Digitalに加え「24bit/96kHzリニアPCM(2ch)」の入出力にも対応するなど、音声機能が強化されているのもポイントとなる。

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 操作インターフェースはほどよくシンプルな構成になっており、各作業を行う際は別ウィンドウが開くといった仕組みを採用している。

 そのボタンにはすべてアイコンだけではなく説明文字が入り、この操作が何を意味するのかといったことの判別が容易なため、初めてこのソフトを操作するユーザーはもちろん、そもそものPCビギナーでもかなり容易に操作できるだろう。反対に全体的に文字要素が多いので難しく見えるが、ヘルプを見ないで作業できるのは便利だ。

インタフェース(2.5)


ソニック・ソルーションズ「MyDVD Deluxe version 6」

 ソニック・ソルーションズ「MyDVD Deluxe version 6」は、高度なモーションメニューなども作成できる同社の上級者向け高機能DVD編集ソフト「DVDit」と比較し、ビギナーユーザーにも取り扱いを容易にする工夫を取り入れたDVD編集ソフトだ。

 ビギナー向けといっても基本的な機能減はなく、容量の大きい動画ファイルを1枚のDVDメディアにちょうど入るサイズに変換できる機能などを新たに搭載した。

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 操作は、表示されるランチャメニューから目的の作業を選択し、作業ウィンドウにより作業するといった仕組みとなる。

 インターフェース画面は、Windows XPのエクスプローラに似ており、選択している項目によって操作できるタスクが表示される。見慣れた画面のようなので使いやすそうに見えるのだが、画面の上下左右に作業別のアイコンが並んでいることでマウス+視点移動量が多く、目的の操作にたどり着きにくいと感じた。

インターフェース(2)


サイバーリンク「PowerDirector 4」

  サイバーリンク「PowerDirector 4」は ノイズ除去やフォトストーリーの作成、自動編集など、手間のかかる作業を半自動で処理してくれる新機能「MagicTools(マジックツールズ)」の搭載が特徴となるムービー編集ソフトだ。

 編集した部分だけをレンダリングする機能を備えており、加えて再エンコードが必要な部分と不要な部分を確認できる新機能「SVRTインフォメーション」も備えた。1本にすべての機能が入っているわけではなく、DVDオーサリングソフトの「PowerProducer Express」とフォトレタッチソフト「PhotoNow!」を付属し、これらを別ソフトとして連携して使用することになる。

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 作業ウィンドウは1画面にまとめられており、キャプチャ→編集→出力、といった作業の3ステップをタブで切り替えて操作する仕組みを採用している。

 搭載ボタンはシンプルなアイコン風で、機能説明はマウスカーソルを合わせることによりポップアップされる。ボタン配置のレイアウトなども工夫されているようで、初回作業時であっても「えーと次は何するんだっけ」と操作に迷うことがなかったのは好印象だ。

インターフェース(3)


ユーリードシステムズ「DVD MovieWriter 4」

 ユーリードシステムズ「DVD MovieWriter 4」は、記録型DVDドライブなどにバンドルされることも多い定番ソフトの1つだ。今回のバージョンにおける大きな特徴として、CMカット編集機能の大幅向上が挙げられる。

 CM認識はモノラル/ステレオなど音声による判別ではなく、独自アルゴリズムを導入し、シーン移り変わりやそのほかの要素を総合的に判別して自動的に本編とCMとを判別・切り分けるといったことできる。2層DVD±Rメディアに加え、著作権保護されたDVD-RWやDVD-RAMメディアの編集もサポートするなど、最新の機能を網羅している。

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 操作インターフェースは、目的別のランチャータイプに一新された。各操作画面はステップに合わせてまとめられており「何をするのか/したいのか」を自然に操作できるようになっている。ただし、詳細オプションの出し方が直感的に分からなかったり、ポップアップする説明内容が短めなので、使いこなすには若干の慣れも必要だった。

インターフェース(2.5)

動画素材の取り込み

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