IntelやMicrosoftなどの大手でつくるWireless USB Promoter Groupは5月24日、ワイヤレスUSB規格の完成を発表した。今後は認定取得に向けてUSB規格の管轄団体USB Implementers Forum(USB-IF)に送られ、互換性テスト、ロゴライセンス、マーケティングが行われる。
ワイヤレスUSBは現在のUSBの無線バージョンとなる高速接続技術。WiMedia MAC Convergence Architectureを基盤として開発され、速度は3メートルで480Mbps、10メートルで110Mbpsと、有線のUSBに匹敵する。PCや家電、モバイル製品で利用でき、既存のUSBインフラとの後方互換性を備える。
現在、この規格を使った製品開発が進められており、初のワイヤレスUSB製品は年内に登場する見通し。
Wireless USB Promoter GroupはAgere Systems、Hewlett Packard、Intel、Microsoft、NEC、Philips Semiconductors、Samsungの7社で構成されている。
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