やっぱり最後は小物でまとめましょう今週はCOMPUTEX TAIPEI 2005で四苦八苦した(2/3 ページ)

» 2005年06月04日 02時45分 公開
[長浜和也,ITmedia]

デザイン「だけ」で勝負するPCケースも捨てがたい

 INNO21ブースには、おお、大きなアナログ計器が2つも付いていて、なんかいい雰囲気ではないかっ、といった感じのPCケースを発見。真ん中の計器は温度計で上は……、ん!時計? なんとなくいやな予感が。

 で、フロントカバーをあけると、時計がそのまま組み込まれていることが判明。さらに、温度計も普通の温度計が組み込まれているだけで、CPUや筐体内部の温度が表示されるわけでない。ううう、なんて分かりやすいんだ。

でっかい時計と温度計が付いたINNO21のPCケース

カバーをあけると、ごく普通の時計の裏側が出現

ちなみに、同じINNO21のブースにあった「モンドリアン」風デザインのフロントパネルは「ケバイ」デザインが氾濫する会場にあって「うーん、なかなかいいじゃないですか」と思わずつぶやいてしまった

 iCuteブースのあったPCケースは一見するとAVプレーヤーのような縦置き光学ドライブが、な、なんと3つもっ、とテレビショッピングのように叫びたくなる一品だが、こちらもカバーをあけるとただのCDフォルダであることが判明。見た目と真実の落差がここまで大きいと、かえって許してしまえるのはなぜだ。

見た目のインパクトは絶大。カバーをあけたときのコケ具合も絶大

 Linda Techブースには、ベンツ風エンブレムに無垢の木目も美しい、見るからに「がっはっは、とにかく一番高いものを適当に見繕ってよろしくちゃ〜ん」的金満ユーザーが喜びそうなPCケースが展示されていたが、よくよく聞くと「通常のPCケースに木目風プリントを施しただけ」ということだった。

Linda Techのブースでは「無垢木目調PCケース」のほか、「無垢木目調キーボード」も展示。キーボードも「木目プリント」を施している

 多種多様なキーボードが展示されるなか、絶大なるインパクトを与えてくれたのがこの「カエル」キーボード。表面の質感や曲面を多用した凝った格好のいい、しかし、小手先だけの「右にならえ!」キーボードたちに「デザインで遊ぶならここまでやれっ!」といいたくなるほど、思い切ったスタイルをしているのだ。

カエルキーボードを扱っているEagle B&L Instrumentは同じテイストの目玉がぐるぐる動く「カエル」スピーカーを日本に出荷してる。キーボードは出荷しないのか、との問いには「キートップの交換が大変だからいやだ」と答えた

ライバルだけど紹介しよう「出版ブース」

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