Intelチャンドラシーカ副社長、PowerPCとの競合とAppleへの売り込みを語る

» 2005年06月06日 15時14分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Intelのモバイルプラットフォームグループ担当副社長兼ジェネラルマネジャーであるアナンド・チャンドラシーカ氏は同社のCentrino事業を率いてきたことで知られるが、次にはIntelのグローバルセールス組織を率いるという新しいチャレンジが待っている。

 販売マーケティング担当副社長兼ディレクターとなったチャンドラシーカ氏は、台北で開催されたCOMPUTEXの会期中、IDG News Serviceによるインタビューに応じた。

 混雑した展示会場の喧騒から離れ、静かな一室でインタビューを受けたチャンドラシーカ氏はAppleへの求愛などについて語った。

―― ゲーム専用機の大手メーカー3社がそれぞれ違ったバージョンのPowerPCプロセッサを次世代機に採用すると決めました。Intelにとってこれはどのような意味を持ちますか?

チャンドラシーカ われわれはゲーム分野で採用を獲得するのに消極的なわけではありません。われわれは利益を得られない状況で採用されようとは思っていないだけです。IBMがPowerPCプロセッサを採算度外視で売りたいと思えば、その仕事は得られるでしょう。われわれも入札に参加する機会はありました。実際に入札もしましたが、それが不採算になってもやる価値はないと判断したので、手を引いたのです。それで当社が傷つくことはありません。

 3社のうち、2社まではIA(Intel Architecture)をこれまでに使ったことはなく、1社がIAから別のものに移行しました。まあ、大きな取り引きと言っていいでしょう。ゲーム業界は主にリプレース市場で成長市場ではありません。そしてゲームで最も活気ある分野はオンラインゲームです。ではどこでそのオンラインゲームは花開いているのか? PCですよ。

―― Wall Street Journalが、IntelはAppleに対する自社プロセッサの売り込みを成功させようとしていると報じています。IntelはAppleと話し合っていたのですか?

チャンドラシーカ われわれは常にAppleと話し合ってきました。Appleのデザインに採用してもらうこと。これを20年もの間、切望してきたのです。Intelは決してAppleをあきらめません。

―― Appleの契約を獲得するためにはどんなことをしますか?

チャンドラシーカ プロセッサ採用事例で不自然と思われるようなことはしません。ビジネス的な視点から見て、理にかなったことでなければならないのです。ビジネスとして成立して、それでも採用を獲得することができるなら、やります。



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