HPによる“ジャパンスタイル”モバイルノート──「HP Compaq nx4300」(3/4 ページ)

» 2005年10月04日 09時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

用途別に分けられた、エンタメ/マルチメディア/ハイパフォーマンスの基本3モデルを用意

 さて今回試用したモデルはエンターテイメントモデル「CM360/15WXC/256/40/W/WL/XPH」である。3モデル用意されるモデルの中でも最も安価で、同社通販サイト「HP Directplus」での価格は10万8990円からとなっている。CPUはCeleron M 360(1.40GHz)、256MバイトDDR2 SDRAM、40GバイトHDD、DVD/CD-RWコンボドライブといった構成となる。

 ほかに、メモリとHDD容量をボリュームアップし、2層DVD±R/DVD-RAM記録対応のDVDマルチドライブを装備したマルチメディアモデル「CM360/12WXC/512/60/Y/WL/XH/R」(価格:11万9700円)、Pentium M 740(1.73GHz)搭載のハイパフォーマンスモデル「PM740/12WXC/512/60/Y/WL/XPH」(価格:13万9860円)も用意されている(スペック詳細は次ページ参照)。

 ワイドアスペクト+光沢液晶は、何よりもプライベート用途におけるTV/DVD視聴用として適するといえる。nx4300は3モデルともDVD再生が可能で、DVD再生ソフトとしてインタービデオ「WinDVD」が標準でバンドルされている。同機導入においては、プライベートルームや移動中などにDVD視聴を行うシチュエーションも増えると思われる。モバイルユーザーにとっては、そのさい(もちろんモバイル作業中全般にいえることだが)のバッテリー駆動時間が気になるところだ。

バッテリー駆動時間はDVD視聴時の実測値で約2時間半

 バッテリー駆動時間は公称値で約4時間となっている。1つ気になったのは、自動的に省電力管理を行うユーティリティのようなツールが本機には付属しないこと。Celeron Mでは動作クロックと動作電圧を適切に切り替える省電力技術であるSpeedStepも効かないため、できることといえば液晶輝度の調節程度だが、こちらもマニュアル操作である。ちなみにファンクションキー+F8/F9キーによる操作で液晶輝度を調整できる。

 そこで今回は、nx4300がエンタテインメント向けと位置付けられたモデルということもあり、DVD再生とMP3再生で実バッテリー持続時間を計測してみた。

 結果は無線LANオフ/液晶輝度を最少にした状態で、DVD映画1本は見られそうな2時間30分ほど、最大輝度では2時間弱。最大輝度状態でのMP3再生は2時間45分ほど駆動した。休日の午後にちょっと気分を変えてベランダで、あるいはカフェでPCを(私にはまったく似合わないシチュエーションだが)といった感じであればそこそこだが、1日に何件もPCを使った営業を行うようなユーザーや、ヘビーなモバイルユーザーであれば標準バッテリーではちょっと頼りない気もする。

photo ACアダプタのサイズはほどほど小さめだがケーブルがやや太め

 一方でライトモバイルではなく、出張など本格的なモバイルシーンで利用するとなるとACアダプタも持ち運ぶことにもなると思う。本機の65ワットACアダプタ本体はそこそこコンパクトである。しかし付属ケーブル類は若干太めで、コネクタ部分にアース用の線があったり、ACアダプタ接合部もアース付き(3極タイプのもの)だったりする。細かいところだが、国内向けというならばケーブルに関しても日本国内標準への対応を求めたいところである。

コストパフォーマンスが高いマルチメディアモデルがお買い得

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力 (2026年02月13日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  5. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  6. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  7. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  8. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  9. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  10. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年