nx4300シリーズのラインアップの中で選ぶ基準となるのは、DVD書き出し(バックアップメディアとしても有効である)の必要性と、メモリ容量/HDDの容量だ。
メモリは確実に512Mバイト以上には増量しておきたいところで、もちろんどのモデルを基本としてもHP DirectplusにBTOメニューが用意されている。これは長らくBTO対応PCをリリースしてきた同社製PCにおけるメリットの1つといえる。背面より簡単にアクセスできるメモリスロットも2本(標準で1モジュール)搭載されているので、ユーザーによる増設も楽だ。
モデル名 | CM360/12WXC /256/40/W /WL/XPH | CM360/12WXC /512/60/Y /WL/XPH | PM740/12WXC /512/60/Y /WL/XPH |
CPU | Celeron M 360(1.4GHz) | Pentium M 740(1.73GHz) | |
マザーボード | モバイル 915GM Expressチップセット搭載製品 | ||
メモリ(最大) | 256Mバイト(2Gバイト) | 512Mバイト(2Gバイト) | |
HDD | 40Gバイト | 60Gバイト | |
光学ドライブ | DVDコンボドライブ | 2層DVD+R対応スーパーマルチドライブ | |
通信 | 10BASE-T/100BASE-TX | ||
無線通信 | IEEE802.11b/g | ||
ディスプレイ | 1280×768ドット(WXGA)表示対応 12.1インチワイド ウルトラクリアビューカラー液晶 | ||
インタフェース | USB2.0ポート×3、IEEE1394ポート(4ピン)×1、4メディア対応メディアカードリーダー×1、PCカードスロットType I/II CardbBus対応)×1、アナログD-Sub15ピン× 1、S-Video出力端子×1、マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1 | ||
搭載バッテリ | リチウムイオンバッテリ(6セル、18.5V、3.5Ah) | ||
バッテリ駆動時間 | 約4時間 (6セルバッテリ時) | ||
OS | Windows XP Home Edition SP2 | ||
価格(税込み) | 10万8990円 | 11万9700円 | 13万9860円 |
なおHDDとメモリを増量(512Mバイトメモリ・60GバイトHDD)し、DVDマルチドライブを搭載するマルチメディアモデルは11万9700円となっている。今回試用した最も安価なエンターテインメントモデルとの価格差が1万1000円弱となれば、どちらかというとこちらがお買い得だと思う。さらに付け足すとすれば、Pentium Mモデルでは処理能力+SpeedStep機能によるカタログスペックにはないプラスαのバッテリー持続性能があるはずというところだろうか。
nx4300エンターテイメントモデル(Celeron M 360/Intel 915GME搭載)のベンチマークテスト結果 | |
PCMarks | 2384 |
CPU | 2681 |
Memory | 2218 |
Graphics | 626 |
HDD | 2910 |
WMV Video Compression | 33.5fps |
DivX Video Compression | 36.7fps |
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