大ヒットを飛ばした複合機がさらに進化――EPSON「PM-A950」(4/5 ページ)

» 2005年10月24日 14時42分 公開
[林利明(リアクション),ITmedia]

オートフォトファイン!EXの効力はいかに?

 写真画質では、今年の目玉ともいえるオートフォトファイン!EXの自動色調整をチェックする。スキャン画質(反射原稿/フィルム)はどんな原稿でも安定しており、不満は感じない。

 オートフォトファイン!EXの全体的な印象としては、高めの彩度、低めの明度という傾向があるようで、濃厚な発色だ。暗部の階調がしっかりしており、芯の通ってどっしりした雰囲気になりやすい。人肌の発色は正直微妙だ。画像によってはイエローが強くなる場合も見られた。

 露出アンダーや逆光写真の人物補正は、さすがに完璧とはいかないようだ。露出アンダーの写真はなかなか巧みに補正してくれるが、逆光写真だと期待したような効果が得られないことが多かった。

 オートフォトファイン!EXは、あくまで自動の画像認識と色調整だ。写真全体の色要素や人物のポーズ、顔の角度などによって処理が変わる。色調整がばっちり決まる画像もあれば、逆効果になってしまう画像もある。色作りの安定感に欠ける気がするので、オートフォトファイン!EX以外の色補正を使うのも1つの手だろう。ダイレクト印刷なら「P.I.M」(Print Image Matching)、または「色補正なし」、PC印刷ならドライバの「マニュアル色補正」から選べる「自然な色あい」や「EPSON基準色」などだ。

・花とミニカー

画像 もう少し明るい発色でもよかったが、階調はシャドウからハイライトまでしっかり表現されており、色飽和は見られない。この作例はPCから「超高精細」品質で出力したもので、1つ下の「高精細」、もう1つ下の「きれい」になるにつれて、ドット密度が下がるとともに、若干だが発色も薄くなった。「きれい」設定でも、粒状感はほとんど見えない

・露出アンダー写真

画像 露出アンダーになってしまった写真
画像 上の画像を、メモリカードダイレクト印刷で、PM-A950本体内蔵のオートフォトファイン!EXで出力。露出アンダーの写真を、オートフォトファイン!EXがうまく補正してくれた一例だ。若干イエローが強いものの、室内ノンストロボで撮った写真を印刷したとは思えない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月22日 更新
  1. 2026年版Surfaceはどうなる? 正面衝突を避けるMicrosoft、10万円切り「MacBook Neo」対抗への秘策はあるか (2026年04月21日)
  2. ノートPCの拡張性を大幅に向上、デスクトップ並みの環境を構築できる「UGREEN Revodok Pro 314」が43%オフの1万2590円に (2026年04月20日)
  3. エレコム、Type-Cドック機能を備えたアルミ製タブレットスタンド (2026年04月21日)
  4. Windows Serverに「帯域外更新」 4月更新の適用で「ドメインコントローラー」が繰り返し再起動する事象を受けて (2026年04月20日)
  5. ジョブズ氏の帰還からAI時代へ――Appleが描く「パーソナルAI」の未来は原点回帰なのか (2026年04月20日)
  6. ASRockの白黒マザーやMSIの“けがをしにくい”Ryzenマザーがデビュー! 保管注意の「貼るグリス」も (2026年04月20日)
  7. レノボ、27.6型スクエアディスプレイを搭載したCore Ultra搭載一体型デスクトップなど2製品 (2026年04月21日)
  8. 1台で高画質4Kと高速リフレッシュレートを使い分けられる「Dell Alienware 27型 AW2725QF-A」がセールで4万9880円に (2026年04月20日)
  9. HTCのAIスマートグラス「VIVE Eagle」、約8万円で4月24日に日本発売 (2026年04月21日)
  10. 「REGZA」ブランドからワイヤレスイヤフォン登場 国内初の「RGB Mini LED搭載液晶TV」も追加投入 (2026年04月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年