インテルが「新世代の評価ツール」として開発したベンチマークがまもなく、このサイトで公開される予定になっている。すでにこの記事で紹介しているように、インテルでは、ゲーム向けプラットフォームとしてシステムを評価する「Gaming Capability Assessment Tool」とマルチスレッド対応のゲームベンチ「アイス・ストーム・ファイターズ」、そしてデジタルホーム向けプラットフォームとしてシステムを評価するツール、以上3種類のベンチマークの開発を進めている。
この原稿を書いている11月初旬現在、当該Webページには「なぜ、インテルは新しいベンチマークを提案するのか?」といった主張を述べたドキュメントが掲載されているのみで、評価ツールのダウンロードは「Coming Soon」であるが、ゲームプラットフォーム向けベンチマークテスト「Gaming Capability Assessment Tool」(GCAT)のBeta Release 1がレビューアー向けに配布されている。「従来のゲームベンチマークでは正しい評価ができない」と意気込むインテルが開発したGCATは、どのような値を示すのだろうか。β1ではあるが、ちょっと試してみたい。
今回評価で使用したPCのパーツ構成は、以下のようになっている。グラフィックスカードの構成でGCATの示す値がどのように変化するのかを見るため、CPUは固定にし、グラフィックスカードをハイエンドからミドルレンジの各レンジで変更している。ちなみに、CPUがAMDのAthlon 64 FX-57となっている理由は、たまたま手持ちのCPUがこれだった、ということに過ぎず、なにも「他意はない」のであしからず。同様に、GPUがNVIDIAのみとなっているのだが、こちらも「とくに理由はない」
ベンチマークシステム環境 | |
CPU | Athlon 64 FX-57 |
マザーボード | ASUS A8N-SLI |
メモリ | PC3200/512MB×2ch |
HDD | ST3160023AS |
OS | Windows XP Professional +SP2 |
GPU | GeForce 7800 GTX(NVIDIA SLI) |
GeForce 7800 GTX(シングル) | |
GeForce 7800 GT(シングル) | |
GeForce 6800 GT(シングル) | |
GeForce 6600 GT(シングル) |
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