オプションを多く追加した場合に不安になるのが電源容量だ。最近のグラフィックスカードはCPUに負けじと電源容量を消耗するし、発熱量も高い。またHDDも常時稼動するものなので、電源容量が低いとPCが安定して動作しなくなる。
Endeavor MT8800では、480ワットの大容量電源を搭載しているので、安心してオプションの追加が行える。基本的にBTOが可能な製品であっても、電源の変更が可能な製品はほとんどないため、最初から大容量の電源が搭載されている点は安心感を高くしてくれる。
また、最近の企業向けPCのトレンドの1つであるセキュリティチップも搭載しており、企業が導入する場合に、別途アプリケーションで対応させることも可能になっている。このあたりの作りから見てもこれまで同様、高性能を求めるハイエンドユーザーにとどまらず、より高性能なPCを求める企業への導入にも力を入れているのが伺える。
最後に、各種ベンチマークの結果を掲載しておく。今回試用したモデルはPentium D 830(3.0GHz)、メモリを1Gバイト搭載している。また、グラフィックスカードはATI RADEON X850 XTを搭載している。
PCMark05 | |
PCMark | 4768 |
CPU | 4935 |
Memory | 3793 |
Graphics | 4997 |
HDD | 14752 |
HDD - XP Startup | 7.9 |
Video Encoding | 289 |
Image Decompression | 24.2 |
WMV Video Playback | 38.2 |
PCMark04 | |
PCMark | 6051 |
CPU | 5986 |
Memory | 4716 |
Graphics | 6929 |
HDD | 4648 |
WMV Video Compression | 69.4 |
DivX Video Compression | 79.2 |
Game Bench | |
3DMark03(1024×768ドットnonAA、nonAniso) | 9684 |
3DMark03(1024×768ドット4xAA、8xAniso) | 5887 |
3DMark03(1600×1200ドット、nonAA、nonAniso) | 6268 |
3DMark03(1600×1200ドット、4xAA、8xAniso) | 3538 |
3DMark05(1024×768ドットnonAA、nonAniso) | 5656 |
3DMark05(1024×768ドット4xAA、8xAniso) | 4782 |
3DMark05(1600×1200ドット、nonAA、nonAniso) | 3896 |
3DMark05(1600×1200ドット、4xAA、8xAniso) | 3192 |
FF Bench 3(Low) | 7035 |
FF Bench 3(High) | 5233 |
UC Benchmark.ne | 3155 |
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