レビュー
» 2005年12月06日 18時12分 公開

デザインとソフトが魅力の普段着AVノート──「ソニー VAIO type A」 (1/3)

VAIOの「type A」と聞くと、「大画面高解像度のハイエンドAVノート」というイメージが強い。だが、今回紹介する15.4インチワイド液晶ディスプレイを搭載したエントリー「type A」は、もっと気軽な、普段着感覚で使えるAVノートPCである。カラーリングが変更されたスタイリッシュなtype Aを見ていこう。

[坪山博貴,ITmedia]

 「VAIO type A」のエントリークラスは1280×800ドットのワイド液晶ディスプレイを搭載したAVノートPCだ。VAIO type Aのラインアップは大きく分けて、ディスプレイサイズが17インチと15.4インチの2系列存在する。サイズも重量も異なるが、軽量でコンパクトな15.4インチ液晶ディスプレイ採用モデルでも約3.4キロ。一般的なA4ノートよりも一回り大きなサイズで、いわゆるモバイル向けではなく、屋内での省スペースPCとしての利用を想定した製品となる。

今回評価したのはエントリークラスのVAIO type Aの上位モデル「VGN-AS54B」だ。丸みを帯びたボディラインに注目

 今回使用したのは店頭販売での上位モデルとなる「VGN-AS54B」。CPUにPentium M 750(動作クロック1.86GHz)を採用し、標準で512Mバイトのメモリを搭載。ビデオ機能はIntel 915GMに内蔵されたIntel GMA 900を利用し、ビデオメモリはメインメモリと共用する。ゲーマー向けという基本スペックではないが、メモリが標準で512Mバイト搭載されていることもありインターネットやAV機能の利用が中心であれば、そうそう処理能力に不満が出るスペックではない。今回評価したVGN-AS54BのHDD容量は100Gバイト。DVDマルチドライブを備え、無線LANも802.11 a/b/gに対応する。802.11 aは新旧両規格に対応する。

 基本デザインは従来モデルと同じだが、カラーリングは変更された。基本カラーのシルバーがより明るく、キーボードも濃いグレーからホワイトになり、従来の渋めのイメージからだいぶ明るくなった。筐体は随所に丸みを持たせた柔らかい形で、ディスプレイを開いて脇から見ると本体とディスプレイ部が流れるように連続するデザインや、バイオノートZを連想させる両側面の独特の処理はいかにもVAIOらしい。競合のAVノートPCとの違いを感じさせる部分だ。なおキーボード部はVAIOオーナーメードモデルのみブラックカラーを選択できる。

 大型のワイドディスプレイを採用している関係もあってボディサイズは横方面に余裕があり、キーボードは19ミリピッチと十分なサイズでストロークも3ミリ確保されている。最前列のキーは小型化されたものが多く、[PgUp][PgDn][Home][End]といったキーも[Fn]キーを併用するタイプだ。しかし、[Enter]や[BackSpace]といったキーは大きめなのでとくに不満は感じない。タッチパッドのサイズは平均的だが、ボディではなくキーボードの中心線上にきちんと配置されている。

パームレスト左寄りには、今年のVAIOのキーワードでもある、FeliCaのリードライタが搭載されている
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