レビュー
» 2005年12月19日 11時00分 公開

NEC最新ノートでYonahのパワーをチェックする──NEC LaVie RX LR900/ED(1/4 ページ)

NECのLaVie RXが未発表のインテルの新プロセッサを搭載した。シャシーは従来製品とほぼ同じだが、内部は、いわゆる“Napaプラットフォーム”の採用で大きく改良されている。今回は、LaVie RX(LR900/ED)でその性能に迫っていきたい。

[笠原一輝,ITmedia]

Napaプラットフォームを採用した新しいLaVie RXシリーズ

 2006年春モデルとして登場したLaVie RXの上位機種「LR900/ED」(以下本製品)の外観は、従来モデルとほぼ同じで、一見すると大きな違いがない。実際、本体のサイズも310×258×27.5〜34.5ミリと、前モデルのLR700/DDとまったく同じだ。

 だが、内部コンポーネントは別の製品と言ってよいほど大きく変わっている。従来モデルのLR700/DDは、CPUがPentium M(Dothanコア)740(1.73GHz)であるのに対して、本製品はインテルからはまだ未発表の開発コードネーム「Yonah」で知られる新しいモバイル用のデュアルコアプロセッサが搭載されている。

 チップセットも開発コード名「Calistoga」で知られるモバイルIntel 945ファミリー、無線LANに関しても開発コード名「Golan」で知られるIntel Pro/Wirelessコントローラが採用されており、インテルCPU+チップセット+無線LANのCentrinoモバイルテクノロジ(CMT)の要件を満たすことになる。インテルは「Yonah」「Calistoga」「Golan」の組み合わせの次世代CMTを開発コード名“Napaプラットフォーム”と読んでいる。だから本製品はNapaプラットフォームの製品、ということになる。

 こうした内部コンポーネントが変更された以外は、従来モデルのLR700/DDとほぼ同じスペックになっている。液晶ディスプレイは14.1インチで、解像度はSXGA+(1400×1050ドット)となっている。また、HDDは100Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブというのも同じで、TypeII×2のPCカードスロット、Ver2.0に対応したBluetooth、USB2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ギガビットイーサネット、モデムといったインタフェースにも大きな変更はない。

 ただし、従来のモデルでオーディオがAC'97コーデックのADI AD1981Bだったのに対して、チップセットがモバイルIntel 945ファミリーに変更された本機では、RealTekのHDオーディオコーデックに変更されている。もっとも、ノートPCなので、5.1チャネル出力やS/PDIF出力などは用意されていないので、とくに大きなメリットがあるわけではないが、改善点の1つにはあげられるだろう。

LaVie RXの新モデルとなるLR900/ED。内部コンポーネントがNapaプラットフォームへ一新された

液晶ディスプレイの解像度は1400x1050ドット。タスクマネージャを表示すると、デュアルCPUであることが分かる

本体の右側面。左からオーディオ入出力、IEEE 1394(4ピン)、USB 2.0、Sビデオ出力、USB 2.0、イーサネットポート

本体の左側面。左からモデム、光学ドライブ、PCカードスロット(TypeII×2)。製品にはSDカード、メモリスティック、xD-ピクチャーカードを利用できるメモリカードアダプタがバンドルされている

キーボードはフルサイズで、カーソルキーが独立しているのが使いやすい。ポインティングデバイスはパッドタイプで、3ボタン仕様となっている

本体背面。USB 2.0×2とアナログRGB出力が用意されている

付属のACアダプタは75ワットタイプにしてはコンパクトなサイズになっている
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年02月23日 更新
  1. デルのプレミアムノートPC「XPS」に2024年モデル Core Ultraプロセッサを搭載してパワーアップ (2024年02月21日)
  2. トラックパッド付きで実売1万円台後半! 保護性能もピカイチな第10世代iPad用のUAG製Bluetoothキーボードケースを試す (2024年02月22日)
  3. マウス、Core i7+RTX 4070搭載ミニタワー型ゲーミングPCを約7万円引きで販売 (2024年02月21日)
  4. スマートホームを一括管理できるコントロールパネル「Amazon Echo Hub」登場 Amazon.co.jp限定販売で2万5980円 (2024年02月21日)
  5. もっと早く知りたかった? 壁面の照明スイッチにボットを簡単取り付けできるオプション2製品を試す (2024年02月20日)
  6. アイロボットが「ルンバ」のサブスクサービスを刷新 サブスクマニアも絶賛するその内容は? (2024年02月22日)
  7. デル・テクノロジーズがKITTE丸の内にポップアップストアを開設 約90種類のPCやアクセサリーを手に取って試せる! (2024年02月22日)
  8. “40年前の名機”をオマージュした「AYANEO Retro Mini PC AM01」をセットアップした (2024年02月21日)
  9. リンクスがBlackview製12型Androidタブレット「Blackview Tab18」の国内取り扱いを開始 (2024年02月22日)
  10. ポータブルゲーミングPCのポート不足はこれで解消! アイ・オーの「USB Type-Cドック」を使って分かったこと (2024年02月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー