春の入学/進級シーズン向けお手ごろノートPCの実力は?――NEC「LaVie L LL370/EA1F」(2/2 ページ)

» 2006年02月27日 13時30分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
前のページへ 1|2       

意外と気になるファンの回転音

 実際に使用したところ、ボディ底面は人肌程度に温かくなるが、手の触れるキーボードやパームレストは熱を帯びず、不快な思いをすることはなかった。半面、気になったのが冷却ファンの回転音だ。本機は底面や側面から外気を取り込み、背面中央から排気がなされるが、システムに負荷をかけたときはもとより、アイドル時でも時おりファンが回転し、その音が少し耳に付いた。CPUは従来と同様の低電力版(TDP25ワット)だけに、製品版での仕上がり具合が気になるところだ。なお、今回は試作機での評価となったため、ベンチマークテストは行っていない(初出時は「TDPが62ワット」とありましたが、正しくは上述の通りです。おわびして訂正させていただきます)。

シルバーとブラックのツートーンカラーを採用。ACアダプタのサイズはこのクラスで標準的なものだ。2基のメモリスロットには底面から簡単にアクセスできる。標準のニッケル水素バッテリーは公称値で約1.3時間、オプションのリチウムイオンバッテリーでは同じく約2.4時間の駆動が可能だ

ソツなくまとめたパッケージングが光る

 本機は春の入学/進級シーズンに向けて、価格を抑えるために機能を絞り込んだシンプルなモデルだ。とはいえ、ハードウェアはそつなくまとまっており、ソフトウェアもハガキ作成やフォトレタッチなど実用性の高いタイトル(体験版の数が多いのはやや気になるが)を多数用意している。このあたりは国内シェアでトップに立つNECの面目躍如といったところだ。

 原稿執筆時の大手量販店価格は、上位のLL370/EDが13万5000円前後、評価機のLL370/EA1Fは実売11万円前後と、2万5000円の差がある。HDDの容量減やオフィススイートのカットを差し引いても、十分に魅力的といえるだろう。なお、同社の直販サイトNEC Directでは109,830円で購入可能なほか、BTOで主要なパーツを好みに変更できるので、まずはこちらをのぞいてみるのも手だ。

LaVie L LL370/EA1F
CPULP Mobile Sempron 3000+(1.80GHz/lidless uPGA)
2次キャッシュ128KB(CPU内蔵)
BIOSPhoenix
チップセットSiS M760GX
ノース/サウスブリッジSiS M760GX/SiS963L
メインメモリ容量標準256MB/最大1024MB
規格DDR SDRAM(PC2700)
メモリスロット(空き)200ピンSO-DIMM×2(1)
HDD容量Parallel ATA 40GB
コンボドライブ記録速度CD-R24倍速
書換速度CD-RW10倍速
再生速度DVD-RAM等速/DVD-ROM8倍速/CD-ROM24倍速
型番Hitachi-LG Data Storage GCC-4224N/固定式
フロッピードライブ−(オプション/外付けUSB接続)
ディスプレイサイズ15インチスーパーシャインビュー
解像度1024×768ドット
グラフィックスチップチップセット内蔵(SiS M760GX)
グラフィックスメモリメインメモリーから確保(標準32MB)
サウンドチップチップセット内蔵(AC'97コーデック)
光デジタル音声出力
TV機能
PCカードスロットTypeII×1 CardBus対応
Expressカードスロット
メモリカードスロット
USBUSB 2.0×3(背面×3)
IEEE 1394S400/4ピン×1(左側面)
ビデオ出力アナログRGB
キーボード日本語87キー
キーピッチ/ストローク19×19mm/3mm
ポインティングデバイススクロール機能付きNXパッド(ALPS)
イーサネット100BASE-TX/10BASE-T(SiS製)
無線LANIEEE 802.11a/g/b(Athelos製)
Bluetooth
FAXモデム56kbps(V.90)/14.4kbps
バッテリ仕様ニッケル水素(9.6V 4000mAh)
バッテリ駆動時間約1.3時間
バッテリ充電時間約2時間(電源オフ時)
ACアダプタ仕様AC100〜240V 50/60Hz
サイズ50(幅)×114(奥行き)×29(高さ)ミリ
重量約350g(ケーブル込み)
外形寸法330(幅)×268(奥行き)×H36.5(高さ)ミリ
重量約3.1kg
搭載OSWindows XP Home Edition(SP2)
システムのリカバリ方法HDDリカバリー(書き出し可)
価格実売13万円前後
主な付属品ACアダプター、電源ケーブル、ホイール機能付き光学式USBマウス、モジュラーケーブル、マニュアルなど
主な付属ソフトMediaGarage、SmartHobby、Paint Shop Pro 9、筆王、携帯マスター15、MemoryCruise、WinDVD 5、DVD MovieWriter for NEC Ver.4、BeatJam、Roxio DigitalMedia、マカフィー・ウイルススキャン(90日間試用版)など

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月16日 更新
  1. ノートPCもキーボードも丸ごと運べる! 収納付き膝上テーブル「デスクエニウェア2」を試す (2026年05月15日)
  2. 持ち運べる21型相当のディスプレイ! 14型×2画面でコスパに優れるアイ・オーのモバイルディスプレイ「LCD-YC1412DX」を試す (2026年05月14日)
  3. TVにも「Gemini」搭載の時代へ TCLが量子ドット&Mini LED採用の2026年モデルを発表 (2026年05月14日)
  4. デルが厚さ約15.3mmの新型ノートPC「Dell 14S/16S」を発表 国内ではCore Ultra搭載モデルが発売済み (2026年05月14日)
  5. エントリークラスの15.3型ゲーミングノートPC「Alienware 15」発表!  Intel/AMDモデルを用意し国内は5月15日発売 (2026年05月14日)
  6. スウェーデンのファンドが「価格.com」「食べログ」のカカクコムを約5900億円で買収へ AI戦略を加速 (2026年05月13日)
  7. FIIO、円形パネルを備えたエントリー仕様のデジタルオーディオプレーヤー (2026年05月15日)
  8. カバンに収まるコンパクトな「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」が32%オフの4746円に (2026年05月13日)
  9. 8TB SSDがまさかの50万円超え!? 連休明けのアキバで目立つストレージ高騰と注目の特価マザー (2026年05月16日)
  10. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年