Nero CD-DVD Speed V4.10を利用して書き込み速度を計測したところ、DVD±Rともに5分台で書き込みを完了した。参考として挙げたPX-755Aの16倍速書き込み時が6分20秒前後だったので、18倍速の効果は確かにある。40秒前後の違いをどう考えるかは人それぞれだが(筆者の感覚では体感的にそれほど変わらない)、確かに“最速”をうたうのもうなづける。なお、実際に16倍速を超えるのは3.5Gバイト付近からで、18倍速に到達するまでの間も書き込み中の動作は安定していた。
気になるディスクの品質については、16倍速時とほぼ同等の結果となった。18倍速で書き込んだメディアでも品質が極端に落ちるということはなく、安心して利用できるのはうれしいポイントだ。
PX-760A | PX-755SA | |
メディア | 時間 | |
DVD-R | 5分48秒 | 6分22秒 |
DVD+R | 5分38秒 | 6分17秒 |
DVD+R DL | 14分29秒 | 14分44秒 |
DVD-R DL | 18分43秒 | 18分40秒 |
DVD+RW | 8分35秒 | 7分46秒 |
DVD-RW | 10分22秒 | 10分3秒 |
メディア | 平均書き込み速度 | |
DVD-R | 12.36倍速 | 11.24倍速 |
DVD+R | 12.38倍速 | 11.25倍速 |
DVD+R DL | 8.35倍速 | 8.33倍速 |
DVD-R DL | 5.91倍速 | 5.91倍速 |
DVD+RW | 7.88倍速 | 7.88倍速 |
DVD-RW | 6.03倍速 | 6.03倍速 |
※使用ソフト:Nero CD-DVD Speed V4.10、環境:Pentium 4/3GHz、Intel 865PE、PC3200 DDR SDRAM 1.5Gバイト、マックストア(7Y250P0)、Windows XP Home Edition SP2、使用メディア:DVD-Rのみ太陽誘電、ほか三菱化学メディア製 |
2層DVD+R 10倍速はP-CAVでの書き込みとなる。三菱化学製の8倍速対応メディアを使用して書き込んだところ、公称値どおりの14分台を達成した。ただし10倍速で書き込めるのは最初の1層目のみで、2層目は最大8倍速となる。Q-check PI/POテストの結果は、2層めでPIエラーが増えるものの、とくに問題もなく良好な品質といえる。
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