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» 2006年06月09日 20時06分 公開

「HD PureVideo」と「HDMI対応RS600」に注目のNVIDIAとATICOMPUTEX TAIPEI 2006(2/2 ページ)

[長浜和也,ITmedia]
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ATI

 ATIもNVIDIA同様、今年の展示はマザーボード用チップセットが目立つ。注目は新しいノースブリッジ「RS600」「RD600」だ。とくにRS600はチップセットにHDMIインタフェースコントローラを内蔵した初めてのチップセット。ATIのプライベートルームでも入り口近くの最も目立つスペースにRS600を実装したシステムに接続した大画面液晶ディスプレイにHD画質でコンテンツを再生するデモを行っていた。

写真右はHDMI対応チップセット「RS600」搭載PCによるHDムービー再生デモ。写真左はCOMPUTEX TAIPEI 2006にあわせてリリースされた「Theater 650 Pro」グラフィックスカード搭載PCによるデモ

 インテル、AMD、そしてNVIDIAと同様、チップセットを開発するATIもプライベートブースに自社製品搭載マザーボートを多数展示している。注目はこのイベントにあわせて発表された統合型チップセット「Radeon Xpress 1100」シリーズ搭載マザーや「Socket AM2」「Intel Core2 Duo」対応を掲げたマザー。その中でも「HDMIサポート」などのユニークな仕様で注目を集めていた製品があった。

写真左が確認した限りCOMPUTEX TAIPEI 2006唯一のRS600搭載マザーのECS「RS600M」で写真右がHDTVをサポートするAsrockのRadeon Xpress 200マザー「775TWINS-HDTV」。もちろんSocket AM2対応CrossFire Xpress 3200や最新の統合型チップセットRadeon Xpress 1150搭載マザーも多数展示されていた

 当然ながらグラフィックスカードの展示も行っている。とくに注目したいのがインテルのCOMPUTEX TAIPEI 2006キーノートスピーチでATIがデモを行ったHavok FXによる物理演算のアクセラレーションだ。プライベートルームのデモではCrossFire構成のRadeon X19002枚とHavok FXの演算を行うRADEON X1600XTの「グラフィックスカード3枚」を組み込んだPCを使って物理演算の処理と3Dグラフィックの描画を行っていた。

Havok FXのデモマシンにはCrossFire構成のRadeon X19002枚とRADEON 1600 XTの合計3枚のグラフィックスカードが組み込まれている。Havok FXはGPUで物理演算処理が行えるが、このデモではRADEON 1600 XTをHavok FX専用チップとして使っているようだ

ATIのブースであるからして、もちろんグラフィックスカードも展示している。注目は“RADEON X1600XT”を搭載したASUSのデュアルGPUグラフィックスカードと空冷方式で世界最高記録を持つASUSのRADEON X1900 CF搭載グラフィックスカード

 この業界で「Yamato」といえばAMDのノートPC向けプラットフォームリファレンスデザインを指す。ATIとAMDは共同でノートPC向けプラットフォームを開発しているが、COMPUTEX TAIPEI 2006では「Turion 64 X2」「Radeon Xpress 1100 Series」という新しい規格を組み合わせた「Yokohama」リファレンスデザインを展示していた。説明によると、次世代IGPで5時間のバッテリー駆動時間をめざすYokohamaプラットフォームは「Coming Soon」となっている。

Yamatoの後継となるYokohama。「Y」つながりとは思うのだが、できたら「Harima」にしてほしかった、というのはマニアックすぎるだろうか
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