“先行初物バージョン”が名ばかりだった件週末アキバPickUP!(2/4 ページ)

» 2006年07月10日 10時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

音声と映像をデジタル出力できるHDMI端子搭載のグラフィックスカードが登場

 先週の月曜日、Sapphireのグラフィックスカード「RADEON X1600 PRO HDMI」が複数のショップに入荷した。価格は2万円前後で、在庫は少数だ。

Sapphire「RADEON X1600 PRO HDMI」
製品:Sapphire「RADEON X1600 PRO HDMI」
入荷ショップ
クレバリー1号店1万9944円(バルク)
パソコンショップ・アーク2万800円

 RADEON X1600 PRO HDMIはRADEON X1600 PROを搭載するPCI-Express x16対応のグラフィックスカードだ。メモリはDDR3を256Mバイト搭載しており、同製品はロープロファイルに対応している。

アナログVGA端子の隣にHDMI出力端子を備える。さらに、音声データの入力は、背面のアナログ音声端子や、内部のサウンドカード接続ケーブルなどを使う

 HDMI出力に対応する初のグラフィックスカードで、映像だけでなく音声データも一緒に扱える。映像データの転送は著作権保護規格「HDCP」に対応し、市販の次世代DVDソフトなどを大画面テレビに出力することも可能になる。なお、HDMI出力をDVI出力に変換するアダプターを付属する。

 パソコンショップ・アークでは入荷日のうちに売り切れとなり、翌日再入荷したほどの人気ぶりだという。バルク品として販売するクレバリー1号店でも売り切れる可能性は高そうだ。クレバリー1号店は「自作マシンで著作権保護のかかったコンテンツを扱うための布石になってくれれば嬉しいですね」と期待をこめる。

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