“先行”するMSI 、ただし斜め上に週末アキバPick UP!(3/4 ページ)

» 2006年09月04日 18時56分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「K9AGM-F」が先行販売だけで終わる噂

 先週の金曜日、MSIのmicro ATXマザー「K9AGM-F」が複数のショップに入荷した。価格は1万3000円弱で、在庫はごく少数。

MSI「K9AGM-F」。パッケージには“先行発売”の文字が

 K9AGM-Fは、RADEON X300SEクラスのグラフィックス機能を備えたチップセット「RADEON Xpress 1150」を搭載するマザーボードだ。Socket AM2に対応し、533から800までのDDR2メモリをサポートしている。Serial ATA II対応ポートを4基備えるほか、PCI-Express x16とPCI-Express x1スロットをそれぞれ1基搭載する。

 各ショップに入荷したパッケージには「先行発売」のシールが貼られており、同梱のマニュアルは英語版になっている。ただし、同社が従来用意してきた“先行販売”版とは異なり、日本語マニュアルの後日送付などのサービスは明記されていない。

 パソコンショップ・アークは「先行発売となっていますが、再入荷のメドは立っていません。チップセットの供給量が少ないために、今回だけで流通がストップする可能性が高いです」と話す。

 初回入荷の数も非常に少なく、噂では日本国内で99枚だけという。これを逆手にとって「非常にレアなマザーボードです」を売り文句にする某店員さんの姿もあった。

 MSIは7月にも「Intel P965 Express」チップセット搭載マザーの第1号を狙って「P965 Neo-F」を先行発売バージョン(手作り感の漂うパッケージ)で出荷したものの、ギガバイト「GA-965P-DS3」に先を越された苦い経験がある。“先行”と言いつつ2番手だったり、後が続かない“先行”だったり、知らないところで“先行”してしまったりと、MSIの先行発売はやや迷走気味。もはや何が“先行”なのかよくわからない状態だ(もっとも、特徴のある製品がいち早く市場に出回るのはユーザーにとってはありがたいが)。色々な意味で今後もMSIの初物には注目したい。

製品:MSI「K9AGM-F
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク1万2180円
T-ZONE.PC DIY SHOP1万2380円
TSUKUMO eX.1万2480円
高速電脳1万2800円

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